湿度と気温が上がるこれからの時季、手づくりのお弁当は傷みが心配。今回は、料理家の本田明子さんに、夏のお弁当アイデア「えびとズッキーニのフリッター弁当」のつくり方 を教わりました。
(別冊天然生活『みんなの定番弁当』より)
(別冊天然生活『みんなの定番弁当』より)
えびとズッキーニのフリッター弁当
「えびとズッキーニのフリッター」のつくり方
豆乳でつくるとふわっカリッと仕上がり、冷めてもおいしい。むきえびの代わりに、ひと口大に切った鮭でつくっても。
材料(1人分)
● むきえび | 50g |
● ズッキーニ | 1/2本 |
● A | |
・小麦粉 | 1/3カップ |
・豆乳 | 1/3カップ |
・バジルの葉(粗みじん切り) | 2枚分 |
・塩 | ふたつまみ |
● 揚げ油 | 適量 |
つくり方
1 ボウルにAを入れてよく混ぜ合わせる。
2 ズッキーニは1cm幅の輪切り。むきえびは背わたを除き、水けをよくふく。
3 フライパンに揚げ油(約1.5cm深さ)を中温に熱し、2を1の衣にたっぷりからませて入れる。上下を返しながら3~4分揚げ、油をきる。
「にんじんとヤングコーンのピクルス」のつくり方
ほどよい酸味と甘味のバランスが◎。短時間で漬かります。にんじんと同じ手順で、パプリカやごぼうなどでアレンジも。
材料(つくりやすい分量)
● にんじん | 8cm |
● ヤングコーン(水煮) | 1袋 |
● A | |
・酢、水 | 各100mL |
・塩 | 小さじ1/2 |
・砂糖 | 小さじ2 |
・ベイリーフ | 1/2枚 |
つくり方
1 にんじんは7~8mm角の棒状に切る。
2 小鍋にAとにんじんを入れて中火にかける。フツフツしてきたらヤングコーンを加え、ひと混ぜして火を止める。熱いうちに清潔なびんに詰める。冷めてから冷蔵庫に入れ、ひと晩おく。
* * *
<料理/本田明子 撮影/山川修一 構成・文/結城 歩>
本田明子(ほんだ・あきこ)
家庭料理家。小林カツ代の助手を20年以上務めたのち独立。つくりやすくおいしい家庭料理を提案する。著書に「昔ながらのおかず」シリーズ(マガジンハウス)など。インスタグラム@honda_akko
※記事中の情報は 『お弁当づくりがラクに、楽しくなる みんなの定番弁当』掲載時のものです