• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。子どもを連れて、近所の夏祭りへ出掛ける白鳥さん。

    子どもを連れて、家から5分の夏祭りへ

    我が家の周りでは、ちらほらと夏祭りが開催される季節になりました。夏バテ気味と思っていますが、食欲はあるから違うかもしれません。

    画像1: 子どもを連れて、家から5分の夏祭りへ

    とにもかくにも牛タンを焼いて、とろろご飯と食べたらスタミナ満点。パワーチャージを済ませたら、夏祭りへ子どもを連れて行く準備です。

    余談ですが、先日コストコにお友達と行きまして、みんなで分けようと、初めて牛タンを買いました。そこまで期待していなかったんですが、想像していたより美味しくて驚きました。

    よくよく考えると、私は今まで牛タンを家で楽しんだことがありませんでした。牛タンは焼き肉屋さんで食べるものと決め込んでいたんです。家で食べるのもなかなかいいもんだなと思いました。

    さて、夏祭りへ。と、思ってもなかなか進まない準備です。甚平を着せたいのに、着ても脱ぎ捨てる娘。息子に着させようとすれば、器用になってきた手で私の口を引っ張る。

    画像2: 子どもを連れて、家から5分の夏祭りへ

    なぜなんだ。家から5分のところに行きたいだけなのに。全然準備が終わりません。しまいには泣き叫ぶ子どもたち。

    夏祭りで楽しんで欲しいだけなのよ私は。思うように行かず心が折れかかるころ、聞こえてくるお囃子の音。

    「あ!お友達がいるかもしれないよ!」の私の一言に、俄然やる気になる娘。ようやく出発です。

    町内会の小さいお祭りですが、子ども祭りなるものも開催してくれてありがたいです。輪投げに射的など行列です。景品でピカピカ光るうちわをもらって、娘はご機嫌になりました。

    画像3: 子どもを連れて、家から5分の夏祭りへ

    19時からは盆踊り。櫓の上から響く太鼓の音が小気味いい。ベテランの方から子どもまで様々な叩き手の方が叩いてくれます。婦人会と思われる方々がリードして盆踊りも。炭坑節に東京音頭、オバQ音頭にドラえもん音頭。不思議なもので、なんとなく踊れるのも日本人よなぁと感心してしまいました。

    娘は踊りが好きなようで、と言ってもぴょんぴょん跳ねるだけの2歳児ですが、何曲も踊って跳ねて、汗だくになって楽しんでいました。

    浴衣を着せてもらった女の子の金魚の尾ビレのような帯や、まだよちよち歩きの赤ちゃんの甚平など、夏祭りの子どもたちの装いはかわいいなぁと思います。

    男衆のキリリとした浴衣の装いも、涼やかな女性の浴衣もステキ。

    最近は熱帯地方のような天気で、ここはタイ? と思ってしまうこともよくありますが、こういった日本の夏の様子は、ほんとにいいなぁと思います。

    私も子どもが暴れて倒さなくなったら、浴衣でも着て、いっちょ盆踊りの名手として名を馳せてみたいもんだわぁと、ボサボサの髪の毛とヨレヨレのTシャツ姿でそんなことを思いました。



    画像4: 子どもを連れて、家から5分の夏祭りへ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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