“基本の道具”でないからこそ、こだわって選びたい
妻と中1の長男、2歳の次男との4人暮らしの川添。週末は妻に変わって料理を担当しています。
「僕の料理は、いわゆる趣味的な“男の料理”ではなく、いかに楽をして家族4人を満足させるかの日常料理。下の子が小さいときは、離乳食もよくつくっていました。小ぶりなすり鉢って、ちょっとしたものをつくるのに何かと便利なんですよね」
もうひとつ、試してみたいと立候補したのがグレーター。日常料理の仕上がりを、ワンランクアップさせてくれそうな気がしています。
SELECT100 ミニすり鉢
すり鉢最大の悩み、“目づまり問題”を解消
すりごまや離乳食づくりに便利な、小さめサイズのすり鉢。底部の目立てが深いので、煮干しなどのかたい素材もくだきやすく、しっかりすりつぶせます。
内側にも釉薬がかかっているため、目づまりしにくく洗いやすいのも特徴。そのまま食卓にも出せる、すっきりとしたデザインです。すりこぎを除き、食洗機対応。
“すりつぶす”から、より風味が立つんです
「わが家には、下の子の離乳食用に使っていた小さめのすり鉢があるんです。ただ、陶器なので、食材の色移りが気になってしまって。あと、におい残りもちょっと気になるんですよね」と川添。
さっそく試してみたこちらのすり鉢は、つるりとした磁器。その使い勝手のよさに驚きました。
すりこぎも握りやすく、素材が軽い力でつぶせるそう。にんにくもバジルも、“切る”よりすりつぶす方が断然風味がたつのもうれしいのです。
「色移りもしないし、すごく洗いやすい。そのまま食卓に出せるスマートさもいいです」
SELECT100 グレーター
面倒な“すりおろし”を、軽快に
収納しやすいコンパクトな設計。ハードチーズや柑橘のほか、しょうがやにんにくなどの薬味も気軽におろせます。
カバーは先端がヘラ形状になっているので、刃部の裏側に残った食材を集めてムダなく使うことができます。
一方向の目立てなので、洗うときにスポンジが引っかからないのもうれしいポイント。食洗機も対応。
レストラン気分で、ふわふわチーズをすりおろす
「これ、気持ちいいですねえ」と軽快にすりおろす川添。テクニックいらずで、ふわふわにチーズがおろせます。
「すりおろしって力が必要で面倒なイメージがありますが、軽い力でどんどんおろせるのがいい。これからは僕の料理に“すりおろし”が、頻繁に登場しそうです」
「感心したのは、カバーの役割。収納時の安全のためだけでなく、刃部の裏側に残った食材をむだなく使うためのツールでもあるんです。こういうちょっとした工夫、うれしいですよね」
道具の力で、食卓がどんどん豊かになります
「道具ひとつから、料理の幅が広がるってことがあるんだなと実感しました」と川添。
「これまでは粉チーズを使っていたところを、グレーターがあるからパルミジャーノ・レッジャーノをブロックで買おうと思ったり、市販が当たり前だったバジルソースも自家製が定番になったり。
ちなみにバジルソースは上の息子の大好物なのですが、ミニすり鉢ならすごく簡単にできるので、これからは自分でつくってもらおうかな、なんて思っています」
「あと、離乳食をつくる人にはミニすり鉢は本当に便利。にんじんなどゆでた野菜もあっという間にすりつぶせますね」
他の編集部員も試してみました!
編集部・大薮 淳の場合
溝にスパイスがたまらない!
「キッチン道具を選ぶときに重視するのは、洗いやすさと耐久性です。すり鉢を使うときストレスに感じていたのは、溝に食材がつまること。今回はミニすり鉢を使ってガラムマサラをつくりましたが、このすり鉢は溝に釉薬がかかっているのでスパイスが粉状になったところですり鉢をとんとんと叩くと、粉がするりと溝からはがれます。洗いものもらくちんですね」
道具に求める条件にぴったり
「シンプルなステンレス製のグレーターは、洗いやすく耐久性がばっちりなので、自分自身の道具に求める条件にぴったり当てはまります。今回はしょうが、ナツメグ、チーズをすりおろしましたが、どれも軽く、ストレスなくおろせました。付属のカバーの端がヘラのようになっていて、刃に残ったしょうがをこそげられるのもよいですね」
今回使用したアイテムはこちら
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〈撮影/山田 耕司 取材・文/福山雅美 スタイリング/竹内万貴〉