天然生活 最新号

今年も、仕事を通してたくさんの夏服を見ることができています。そのたくさん見てきた中で、個人的に注目しているのが、裾などにぐるっと通されたひもを締め、着丈やシルエットを調整できるドローストリング仕様のアイテムたちです。今月は、シンプルなアイテムをドロスト仕様に変化させていきます。今回は、スカートのウエストに、ひもを通していきます。

サイズ&着丈調整が自在に。針も糸も使わない簡単リメイク

ウエストがゴムのスカートは、圧迫感がなく楽な着心地で、とても魅力的です。

ですが、 伸びてしまうことがあるんです。

ゴムが。

伸びてしまったなら、入れ替えればいいと思うかもしれませんが、最近は、ゴムがひっくり返らないよう、ウエストと一緒に縫われているスカートも多く、そうなってくると簡単にはゴムを替えられないですよね。

そんなときは、ウエストにひもを1本通し、サイズ調整できるようにしてしまいましょう。

ゴムだけでは心もとないと感じているスカートも、ひもを通してあげると安心です。

通したひもをキュッと結んでおけば、どこかにスカートが引っかかったとしても、うっかり脱げてしまう、なんてことは無くなりますよね。

もちろん、もともと、ウエストが少し大きいと感じているスカートにも、ひもを通していきましょう。

ひもを通すスカートの選び方と材料&道具

ウエストがぐるっと一周ゴムで、ゴムが通っている部分に平ひもを通す幅があれば、どんなスカートでも大丈夫です。

今回は、この白のティアードスカートにひもを通していきます。

画像1: ひもを通すスカートの選び方と材料&道具

ボリュームが出ないよう、平らなひも(平ひも)を通します。

画像2: ひもを通すスカートの選び方と材料&道具

材料
ウエストゴム仕様のスカート(今回は、ティアードスカート)…1枚
平ひも(太さ0.7cm)…スカートの裾1周の長さ+50cm

使う道具は、先の尖ったはさみと、ひも通し、そして、まち針です。

画像3: ひもを通すスカートの選び方と材料&道具

道具
まち針
ゴムひも通し
手芸用はさみ

さあ、つくってみましょう!

 最初に、ひもを通す穴を開ける場所を決めていきます。

穴を開けたいのは、前の中心部分。脇の縫い目どうしを合わせてウエスト部分を半分に折ります。前側の折山にまち針を刺し、目印をつけておきます。

画像1: さあ、つくってみましょう!

開きます。まち針を刺した位置が、前中心です。

画像2: さあ、つくってみましょう!

 まち針を刺したところ(前中心)から、左右それぞれ1.5~2cmのところに切り込みを入れます。

画像: はさみの先をサクッと刺し、縦に切り込みを入れます。

はさみの先をサクッと刺し、縦に切り込みを入れます。

切り込み部分は、そのままにしておいてもいいのですが、ほつれてくるのが心配であれば、
ほつれ止め液を塗っておくと安心です。

画像1: おしゃれのABC◇
7月「ひもを通す/簡単リメイクでアップグレード」その(4)~スカートのウエスト編~
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

 平ひもをスカートに合わせて、通す長さにカットします。通す平ひもの長さは、スカートのウエストをぐるっと一周+50cm。

画像3: さあ、つくってみましょう!

 ゴムひも通しに平ひもをセットして、通していきます。

画像4: さあ、つくってみましょう!

ぐるっと一周通りました!

画像5: さあ、つくってみましょう!

 平ひもの先に結び目をつくり、穴から抜けにくくします。

画像6: さあ、つくってみましょう!

完成です! 

画像7: さあ、つくってみましょう!

便利なリメイクスカートのコーディネート例

ウエストに平ひもを通す前と、通して平ひもを絞った後を、比べてみます。

左が、ウエストに平ひもを通す前。

右が、ウエストに通した平ひもを、キュッと絞って結んだウエスト。

スカートがしっかりウエストに添いました。

画像1: 便利なリメイクスカートのコーディネート例

ウエストがキュッとしまっているので、トップスの裾をウエストに引っ掛けて軽くIN(イン)したいときに、抜けてくることがなく安心!という、おしゃれ的な利点もあります。

画像2: 便利なリメイクスカートのコーディネート例
画像: スニーカー 34,100円/ノヴェスタ(ノヴェスタジャパン) そのほか、スタイリスト私物

スニーカー 34,100円/ノヴェスタ(ノヴェスタジャパン)
そのほか、スタイリスト私物

スカートのシルエットにもよりますが、ウエストの絞り具合で、着丈を調整することもできます。

オールシーズン活躍してくれるスカートも多い昨今。

サンダルやスニーカーを合わせるときは、緩めにひもを絞り、ウエストの位置を少し下げ、ちょっと長めの着丈で。

ブーツを履くときは、ひもをしっかり絞り、ウエストの位置を上げ、ちょっと短めの着丈で。

合わせるシューズやトップスの着丈に合わせ、バランスよく調整してみてください。

画像2: おしゃれのABC◇
7月「ひもを通す/簡単リメイクでアップグレード」その(4)~スカートのウエスト編~
現役スタイリストが、おしゃれの悩みを解決|植村美智子

おすすめ便利グッズ

今月のリメイクで使用した「ゴムひも通し」(ミササ)。

広巾のひもから細い丸ゴムまで幅や太さを問わず、差し込むだけでセッティング完了。

結ぶなど固定する必要がないので、細い通し口でも楽に通せ、途中で外れにくいからスムーズに作業できます。

 

来月もお楽しみに!

【問い合わせ先】

◆ノヴェスタ ジャパン
https://novesta.jp/

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「おしゃれのABC」とは……

ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。

スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。



<スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>

画像: 【問い合わせ先】

植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院卒業。アシスタント経験後、スタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。

https://uemuramichiko.com/

Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/

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