ほたて(ほたて貝)のこと
東北地方から北海道の太平洋沿岸や日本海沿岸に生息する二枚貝。年に2回、5月〜8月と冬に旬を迎えます。ほたては生でも加熱してもおいしく、特に殻を開閉させるために大きく発達した筋肉である「貝柱」は甘味があります。
鉄分や亜鉛などのミネラル、ビタミンB1・B2、さらにタウリンも多く含まれるなど栄養価が高く、高タンパク質、低脂肪でヘルシーな食材です。
ほたてときゅうりのカルパッチョ 山椒風味のつくり方
青じそはせん切りにしてから水にさらし、絞ってちぎるようにすると香りが立つ。
材料(つくりやすい分量)
● ほたて貝(刺身用) | 4粒 |
● きゅうり | 1本 |
● 青じそ | 10枚 |
● A | |
・レモン汁 | 大さじ2 |
・酢(あれば千鳥酢) | 大さじ1 |
・オリーブオイル | 大さじ3 |
・粉山椒 | 小さじ1 |
・塩 | 小さじ1/2 |
つくり方
1 ドレッシングをつくる。容器にAを入れてよく混ぜておく。
2 ほたては薄く横3枚ぐらいに削ぎ、軽く塩をふったバットに並べ、塩とレモン汁(ともに分量外)をかけて冷蔵庫で休ませる。
3 青じそはしっかり巻いてせん切りにし、水にさらし、ペーパータオルでよく水けを切る。
4 きゅうりはピーラーで薄く切り、皿に合わせて切り、並べる。
5 4に2を並べ、1をかけ、3の青じそを飾る。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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