豚三枚肉のこと
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豚三枚肉とは、豚ばら肉のことで、肋骨の周囲についている肉のこと。赤身と脂身が交互に重なり、三層になっていることから、三枚肉と呼ばれ、ベーコンになる部位としても知られています。
肉質はやわらかく、脂身のコクとうま味がたっぷりで、三枚肉の薄切りは炒めものや豚汁など、手軽に使えて便利。炒めるときには油を使わず、豚ばらの脂を利用するとカロリーオフにもなります。
豚三枚肉となすのチリチリ炒めのつくり方
![画像: 豚三枚肉となすのチリチリ炒めのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/536ea08d0b246d7ee61547f311d143f1cc106da2.jpg)
豚肉は焼きすぎないのがポイント。しっかり脂を落としつつ、肉のうま味は残すように焼き具合に注意。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/a915863e6346fdef6dd3929d8f23c7c707ffe0b6_xlarge.jpg)
● 豚三枚肉 | 200g |
● なす | 3本 |
● 長ねぎ | 1/2本 |
● しょうが(せん切り) | 大さじ1 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● 赤とうがらし | 1cm |
● 塩、黒こしょう | 少々 |
● A | |
・酒 | 大さじ3 |
・味噌 | 大さじ1 |
・みりん | 大さじ1と1/2 |
・薄口しょうゆ | 大さじ1 |
・豆板醤 | 小さじ1/2 |
つくり方
1 豚三枚肉は1cm幅に切る。なすはヘタを取り、ピーラーで皮をむき、縦に4〜6等分に切り、水につける。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/bec65b19a999cf96cb4654541b8e2f007403d817.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/e3a512e5be06a87642c17bf50eabe627477327a0_xlarge.jpg)
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/042c1df7cdf0c1c65c5b8567e829a76c768720d8_xlarge.jpg)
2 長ねぎは縦半分に切り、芯を抜き、斜め薄切りにする。赤とうがらしはみじん切りにする。小さなボウルにAを混ぜ合わせる。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/7bb02043faa27c16edf2f6419984eedb6926ffb3.jpg)
3 弱火でフライパンをゆっくり熱し、豚三枚肉を広げ、少し火を強くし、木べらで鍋肌に押しつけながら、チリチリ音がするまで焼きつける。
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/1a2e84a969692a4edf1135d26a469d0bc5d55361.jpg)
4 肉の色が変わったらごま油を回し入れ、とうがらし、しょうがの順で加えて手早く炒め合わせる。ペーパータオルに広げて水分をおさえたなす、長ねぎを加え、なすに油がなじんだらAを一気に加えひと混ぜする。火を止め、味をみて足りないようならAの調味料を足し、塩、黒こしょうをふり器に盛る。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/4c8949949e2301fd4a174e3fdfa28820b7230053.jpg)
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/83da38008f4c3705d5a27bf3af262c2122838e93.jpg)
![画像8: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/10/10/9fb4694004b0b35ae8c313d1ab61984baae8627f.jpg)
※合わせ調味料をつくる際は、少なめにしておき、後で味見をしてから加えるとよい。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉
![画像9: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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