(『天然生活』2020年3月号掲載)
『ニキータ』のバースデーケーキ
![画像: 『ニキータ』のバースデーケーキ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/01/17/8f50278fe8123a7087a0ad7b5b428856a42a909c.jpg)
暗殺者に育てられたニキータが、20歳の誕生日に贈られるケーキ。
がしっと手づかみで食べるシーンが印象的です。
![画像: ©by Gaomont-Gaomont Production-Cecchi Gori Tiger Cinematografica 1990.](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2025/01/17/bb9e1622f52f3d36586cf6493eb2e35ed052087b_xlarge.jpg)
©by Gaomont-Gaomont Production-Cecchi Gori Tiger Cinematografica 1990.
『ニキータ』
麻薬中毒の少女・ニキータは、政府の秘密機関によって工作員になることを強いられる。
プロの殺し屋として生きていた彼女がひょんなことから恋に落ち・・・・・・。
90年代にカルト的人気を得たL・ベッソンの代表作。
1990年/フランス・イタリア合作/監督:リュック・ベッソン/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(発売元:アスミック・エース、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)
材料(直径15cmの丸型1台分)
● クーベルチュールチョコレート(カカオ分60%以上のもの) | 80g |
● バター | 70g |
● 卵黄 | 3個分 |
● 卵白 | 3個分 |
● 生クリーム | 30mL |
● グラニュー糖 | 60g+90g |
● A | |
・薄力粉 | 15g |
・ココアパウダー | 30g |
<ガナッシュ> | |
・生クリーム | 180mL |
・スイートチョコレート | 150g |
・グラニュー糖 | 大さじ1~2 |
・ラム酒 | 少々 |
● アラザン、チョコレート(飾り用) | 各適量 |
つくり方
1 チョコレートは包丁で細かくきざみ、バターと合わせ、湯せんで溶かす。
2 ボウルに卵黄、グラニュー糖60gを入れ、泡立て器で白っぽくもったりするまですり混ぜる。1を加えて混ぜ、さらに生クリームを加えて混ぜる。
3 合わせてふるったAを加え、ゴムべらで混ぜる。
4 別のボウルに卵白を入れ、泡立て器で少しふんわりするまで泡立てる。グラニュー糖90gを3~4回に分けて加えて泡立て、しっかりとしたメレンゲにする。
5 3に4の1/3量を加えて、ゴムべらで混ぜる。残りの4をすべて加え、泡をつぶさないようにしながら、さっくりと全体を混ぜる。
6 型の底と側面にオーブンペーパーを敷き、5を流し入れる。台に2回ほど落として空気を抜き、160℃に予熱したオーブンで40~50分焼く。焼き上がったらオーブンから取り出し、型ごと逆さにして冷ます。
7 ガナッシュをつくる。ボウルにきざんだチョコレートを入れる。
8 鍋に生クリームとグラニュー糖を入れて火にかける。沸騰したら7に加え、余熱で溶かす。
9 ラム酒を加えて香りをつけ、氷水をボウルの底に当てて冷やし、もったりとかたさが出てきたら、パレットナイフを使い、6の表面に塗る。残りをしぼり出し袋に入れ、デコレーションする。アラザン、チョコレートで飾りつける。
<料理/坂田阿希子 撮影/砂原 文 スタイリング/荻野玲子 取材・文/田中のり子>
坂田阿希子(さかた・あきこ)
料理家。料理家アシスタント、フランス菓子店・料理店で経験を重ね、独立。2019年秋代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『ピラフとドリア』(立東舎)、『トマト・ブック』(東京書籍)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです