• 寒い冬が明け、暖かく過ごしやすい春がやってきます。縮こまった体を、めぐりのいい体にするために、家庭でも簡単&手軽にできる、毒出し健康法を工藤内科院長の工藤孝文先生に教わりました。今回は、「“ついで”にケアする」毒出しから、ガムを噛んだり椅子に座りながら実践できるケアを紹介します。

    “ついで”にケアする

    体のめぐりをよくするためには、自律神経やコンディションを整えることが大切。

    運動やマッサージなど、巷にはさまざまな健康法があふれていますが、忙しい毎日に取り入れるのはそう簡単ではありません。

    ここでは何かの「ついで」や「ながら」で実践できるケアを紹介します。

    どれも手軽だから、今日からすぐに始められて、自然と長続きするはずです。

    1日1回、ガムをかむ
    食べすぎを予防

    画像: 1日1回、ガムをかむ → 食べすぎを予防

    「よくかむ」ことで分泌されるヒスタミンには、満腹中枢を刺激して空腹感をやわらげる働きや、エネルギー代謝を促す働きがあります。

    1日1回、おやつの代わりにガムをかめば、ヒスタミンの分泌により食欲が抑えられるうえに、一定のリズムでかむことで幸せホルモンのセロトニンも分泌され、ストレス緩和にもつながります。

    大リーガーが試合中にガムをかむのは、リラックスしてパフォーマンスを高めるためなのです。

    また、ガムをかんで唾液が分泌されれば、口内環境が改善されて虫歯予防にも。

    糖質を含まない甘味料、キシリトール入りガムがおすすめです。

    帰宅後はうがいの前に口をゆすぐ
    ウイルス感染を防ぐ

    画像: 帰宅後はうがいの前に口をゆすぐ → ウイルス感染を防ぐ

    帰宅後のうがいを習慣にしている人は多いと思いますが、正しい方法をご存じでしょうか。外出の際には、口の中にウイルス、細菌、花粉などが入り込んでいる可能性があります。

    それらを体内に飲み込まないよう、まずは口に水を含んでブクブクして吐き出す「口ゆすぎ」から行います。

    そうして口の中の毒出しをしたあとに、喉をきれいにするガラガラうがいをするのが、感染予防を高める順番です。ガラガラうがいだけでは逆効果になるのでご注意を。

    ちなみに、うがい薬にはそれほどの滅菌効果がないとの実験結果も。

    口ゆすぎも喉うがいも水を使うので予防対策は十分です。

    椅子には7秒かけてゆっくり座る
    代謝を高める

    画像: 椅子には7秒かけてゆっくり座る → 代謝を高める

    血行をよくして代謝を高めるには、下半身の大きな筋肉を鍛えるのが効率的です。とはいえ、正しいスクワットをするのは難易度が高いので、椅子を使った簡易型のエクササイズをおすすめします。

    わざわざ「筋トレをしよう!」と思っても続きませんが、椅子に座るついでならば、思い出すことができるでしょう。

    ポイントは、呼吸を止めないこと、背筋を伸ばすこと、重心をかかとに置くように意識すること。まずは1回から始めて、できる人は10回を目標に。

    筋肉は休ませて修復したほうがいいので、2〜3日に一度のエクササイズで無理なく続けましょう。

    「7秒エクササイズ」のやり方

     背筋を伸ばして椅子の前に立つ。足は肩幅よりやや広めに開き、両腕は肩の高さまで上げる。

     背筋と両腕を伸ばしたまま、7秒数えてゆっくり、椅子に浅く座る。

     お尻が椅子の座面に着いたら、1秒でスッと立ち上がる。

     できる人は、を10回繰り返す。難しい人は、まずはができればよい。徐々にを繰り返せるように慣らしていく。



    <監修/工藤孝文 構成・文/石川理恵 イラスト/murano>

    工藤孝文(くどう・たかふみ)
    福岡県みやま市の工藤内科院長。福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへ留学。現在は、糖尿病などの生活習慣病、漢方治療などを専門に地域医療を担う。テレビ、雑誌で活躍するほか、『専門家がしっかり教える健康図解 毒出し』(日本文芸社)、『10万人がやせた 今日からできる 神やせ習慣』(主婦と生活社)など著書多数。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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