• 築60年の賃貸一戸建てに住む書店員の森田めぐみさん。夫、大学生の長男、春から高校生の娘、猫4匹、犬1匹とにぎやかに暮らしています。書店勤務と執筆で忙しい毎日を送る森田さんは、台所の使いやすさを常に改善し、家族でシェアしています。疲れていても夜、みんなで食卓を囲むために。工夫された台所収納ともの選びについてお伺いしました。

    森田めぐみさんの、家事をラクにする「収納」と「もの選び」3つ

    家事をラクにする収納ともの選び01
    ホットプレートは出しっぱなし

    画像: 家事をラクにする収納ともの選び01 ホットプレートは出しっぱなし

    書店で働く森田さんの帰宅は、夜20時をまわることがほとんど。疲れていてもパパッと支度ができるように、鍋料理やホットプレートでつくれる炒め物など、いわゆる「テーブルクッキング」をすることが多いそうです。

    「出し入れが面倒なホットプレートは、立てて置けるものを探して『アイリスオーヤマ』で見つけました。

    子どもたちに『出して〜』と言えるように、シンクの脇に立てています。洗ったあとも、すぐ横に立てておけばいいから片づけもラクです」

    家事をラクにする収納ともの選び02
    収納カゴは「洗える素材」を選ぶ

    画像: 家事をラクにする収納ともの選び02 収納カゴは「洗える素材」を選ぶ

    ナチュラルなインテリアが好きな森田さん。しかし、キッチンで自然素材を使うと、湿気でカビてしまうこともありました。

    「とくにわが家は古い家なので湿気がこもりやすいんです。キッチンで使う収納カゴを洗える素材に変えたら、気がラクになりました。

    コンロまわりは油汚れもつくから、サッと洗えるところも使いやすいです。いまどきはグッズも進化していて、ビニール素材でもシンプルでナチュラルなデザインが見つかります」

    家事をラクにする収納ともの選び03
    用途の広いフリーカップを使う

    画像: 家事をラクにする収納ともの選び03 用途の広いフリーカップを使う

    「マグカップはなるべく買わないようにしていて、数個しかありません。マグカップだと飲み物しか入れられないけれど、フリーカップだったら小鉢としてお総菜も入れられるし、お客さんが来たときにお茶を出すのにも使えるから、食器が増えすぎずにすみます」と森田さん。

    スタッキングできるものを選べば、収納場所もコンパクトに。オープンラックに並べて、その眺めも楽しんでいます。

    〈撮影/山田耕司 取材・文/石川理恵〉

    『天然生活』2025年5月号p.24~29『収納上手の台所』では、森田さんの「使いやすくしまうアイデア」や「食材管理のルール」など、さらに詳しい内容を掲載しています。ぜひあわせてお楽しみください。

    『天然生活2025年5月号』(扶桑社・刊)

    画像: 築60年の賃貸物件の「小さな台所」に工夫を重ねて。家事をラクにした“台所収納”と”もの選び”3つのポイント/書店員・森田めぐみさん

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    森田めぐみ(もりた・めぐみ)
    書店員として働くかたわら、インテリア取材を受けた際の雑談がきっかけで、雑誌にエッセイを連載するように。書籍化され、著書『書店員は見た!本屋さんで起こる小さなドラマ』(大和書房)amazonで見る を出版。現在はWEBマガジン「だいわlog.」に連載を持ち、文筆家としても活動を広げている。インスタグラム@marguerite289



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