森田めぐみさんの、家事をラクにする「収納」と「もの選び」3つ
家事をラクにする収納ともの選び01
ホットプレートは出しっぱなし

書店で働く森田さんの帰宅は、夜20時をまわることがほとんど。疲れていてもパパッと支度ができるように、鍋料理やホットプレートでつくれる炒め物など、いわゆる「テーブルクッキング」をすることが多いそうです。
「出し入れが面倒なホットプレートは、立てて置けるものを探して『アイリスオーヤマ』で見つけました。
子どもたちに『出して〜』と言えるように、シンクの脇に立てています。洗ったあとも、すぐ横に立てておけばいいから片づけもラクです」
家事をラクにする収納ともの選び02
収納カゴは「洗える素材」を選ぶ

ナチュラルなインテリアが好きな森田さん。しかし、キッチンで自然素材を使うと、湿気でカビてしまうこともありました。
「とくにわが家は古い家なので湿気がこもりやすいんです。キッチンで使う収納カゴを洗える素材に変えたら、気がラクになりました。
コンロまわりは油汚れもつくから、サッと洗えるところも使いやすいです。いまどきはグッズも進化していて、ビニール素材でもシンプルでナチュラルなデザインが見つかります」
家事をラクにする収納ともの選び03
用途の広いフリーカップを使う

「マグカップはなるべく買わないようにしていて、数個しかありません。マグカップだと飲み物しか入れられないけれど、フリーカップだったら小鉢としてお総菜も入れられるし、お客さんが来たときにお茶を出すのにも使えるから、食器が増えすぎずにすみます」と森田さん。
スタッキングできるものを選べば、収納場所もコンパクトに。オープンラックに並べて、その眺めも楽しんでいます。
〈撮影/山田耕司 取材・文/石川理恵〉
『天然生活』2025年5月号p.24~29『収納上手の台所』では、森田さんの「使いやすくしまうアイデア」や「食材管理のルール」など、さらに詳しい内容を掲載しています。ぜひあわせてお楽しみください。
* * *
森田めぐみ(もりた・めぐみ)
書店員として働くかたわら、インテリア取材を受けた際の雑談がきっかけで、雑誌にエッセイを連載するように。書籍化され、著書『書店員は見た!本屋さんで起こる小さなドラマ』(大和書房)amazonで見る を出版。現在はWEBマガジン「だいわlog.」に連載を持ち、文筆家としても活動を広げている。インスタグラム@marguerite289