• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。ハシゴした公園で早咲きの桜にはしゃぐ白鳥さんと、砂遊びに夢中の子どもたち。

    尊い「無我夢中な人」の姿と食べて悔いなしのルーロー飯

    早咲きの桜が咲いていました。なんていう品種なのかな?と思ったら「おかめ」というらしく、おかめのピンク色のほっぺからきてるのかな? と想像して、楽しい気持ちになりました。

    画像1: 尊い「無我夢中な人」の姿と食べて悔いなしのルーロー飯

    「ほら、桜だよ! おかめちゃんだよ!」と、はしゃぐ親の心、子知らず。子ども達は砂遊びに夢中でした。花より団子、もとい花より砂場。ちなみに、この日は公園をハシゴしています。

    「おっかさんは公園の違いが分からないよ、あと、その小さい身体のどこにそんな体力が残ってるの・・・?」

    ヘロヘロになっていた私に、癒しのひとときをくれた「おかめ」ちゃんでした。

    画像2: 尊い「無我夢中な人」の姿と食べて悔いなしのルーロー飯

    でも振り返れば、私も砂場が大好きでした。水をかけたり、葉っぱを混ぜたり、砂を振り分けたり、石を並べたり、棒を突き刺したり、砂場遊びの可能性は無限大。

    記憶が正しければ、私が3歳くらいだった時。住んでいたアパートのすぐ隣が大きな公園だったので、自分1人で履ける長靴を履いて、勝手に公園に遊びに行っていました。母の「ダメー!」という叫び声まで覚えています。

    あの頃の私は親の承諾など無視して、いつでも砂場に行きたかったなぁ。砂をまぜまぜしたり、こねくり回したりしたかったんだよなぁ。

    なかなか大人になると、そこまで夢中になれるものに出会わないですよね。明日のことや、その後の洗濯なんかを考えてしまいますもんね。

    だからこそ無我夢中な人の姿を近くで見られるということは、ありがたいことだなぁと、寝る前になってようやく思いました。それまでは「あああ! 泥ってほんとに落ちないんだからぁあ!」と叫んでいましたが。

    無我夢中つながりと言えば、大好きな「豆花」を食べに行きました。浅草橋にあります「家豆花」です。

    画像3: 尊い「無我夢中な人」の姿と食べて悔いなしのルーロー飯

    ダイエット中にどうしても甘いものが食べたくなったら、豆花に限る。そう思って来たのに、「ルーロー飯」メインで食べてしまいました。

    こちらでは丼いっぱいの豆花を食べられるのですが、以前来た時に「次は絶対ルーロー飯を食べよう」と決めていたので、自分で決めたことはやり遂げたかったんですよね。

    あ、嘘です。カッコつけました。ただただ美味しそうで辛抱たまらなかったのです。

    いいのです。この日はチートデイにします。食べていい日にしたのです。食べて悔いなし。美味しかったです。

    甘じょっぱく煮た豚がご飯に合います。付け合わせの小松菜と、ゆでたまごと、たくあんが憎いほどお互いを引き立てあっている。(孤独のグルメ風)

    そして思いました。ルーロー飯も豆花もどっちも丼にすればよかった。どっちも丼いっぱい食べればよかった。これは次の目標にしたいと思います。

    さて、相変わらず何に忙しいのかよく分からないまま、毎日がバタバタ過ぎていきますが、4月に入れば新年度。新しい季節を迎える楽しみを存分に味わいながら、気持ち新たに過ごしたいと思います。



    画像4: 尊い「無我夢中な人」の姿と食べて悔いなしのルーロー飯

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



    This article is a sponsored article by
    ''.