いつまでも元気で病気知らずの猫でいてもらうために。大切な日々のケアを、ペットの体質を改善し、自然治癒力を高める指導で定評のある須﨑動物病院の須﨑恭彦先生に伺いました。今回は、基本のマッサージから、「首の前」と「首の後ろ」のマッサージを紹介します。
(別冊天然生活『天然ねこ生活』より)
(別冊天然生活『天然ねこ生活』より)
基本の簡単マッサージ
飼い主と猫がともにリラックスしているときがマッサージのベストタイミング。
猫との信頼関係が増し、体の変化にもすぐに気づいてあげられます。
「首の前」のマッサージ
リラックス効果絶大

首の前、とくにのど元を触られるのが好きという猫は多いようです。
気管を刺激しないよう、やさしく両手でなでてあげましょう。
「首の後ろ」のマッサージ
指でこりをほぐしてあげて

毛づくろいで首をよく動かすので、ここがこってしまう猫も。
親指と人さし指の間で顔を挟むようにしてもんであげましょう。
※本記事は、別冊天然生活『天然ねこ生活』からの抜粋です
<撮影/村林千賀子 イラスト/樋口たつ乃 取材・文/高田真莉絵>
須﨑恭彦(すさき・やすひこ)
獣医師、獣医学博士。須﨑動物病院院長。「薬に頼らないで体質改善」をキャッチフレーズに、食事療法やデトックス、ペットマッサージを柱に、犬や猫の治療を行う。
樋口たつ乃(ひぐち・たつの)
イラストレーター。明治学院大学経済学部卒業後、会社員を経てパレットクラブイラストコース修了。安西水丸イラスト塾にて学ぶ。現在は、書籍の装画、雑誌や新聞小説の挿絵、広告、パッケージデザインなど幅広く活動中。https://www.tatsuno.cc/、インスタグラム:@tatsuno_higuchi
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