• たまの登場だけれど不可欠な道具から、同じものを買い継いでいく消耗品まで。料理家の飛田和緒さんの台所仕事をスムーズにしてくれる、“助かる道具”を紹介します。さらしやせいろ、キッチンペーパーなど、定番から意外な使い方まで。長く使い続ける理由と、日々の台所での活用法をお届けします。

    これが助かる! の家事道具

    さらし

    画像: さらし 10枚入り 約46×46cm 2,200円/くるみの木

    さらし 10枚入り 約46×46cm 2,200円/くるみの木

    たとえば、こしあんやおこわをつくるとき。

    さらしでないとできない台所仕事もまだまだあるのです。

    「反物になった状態を切るのはちょっと面倒なので、ちょうどいい大きさに切られているこちらが便利」

    おひつ

    画像: 3合用 直径23cm

    3合用 直径23cm

    ごはんのおいしさを損なわずに保存するには「おひつに移すかすぐ冷凍するかどちらかで」と飛田さん。

    「おひつに入れておけば、冷やごはんも楽しみに。夏の冷製茶漬けなんて最高です」

    写真は湘南T-SITEで購入したさわら製。

    キッチンペーパー

    画像: 超特厚シェフロールコンパクト 240×200mm 60枚カット 660円/関日野出株式会社セキシステムサプライ事業部

    超特厚シェフロールコンパクト 240×200mm 60枚カット 660円/関日野出株式会社セキシステムサプライ事業部

    さまざまなペーパーを試すなかで、たどりついた逸品。

    「肉や魚のドリップふき、野菜の水切り、油もの受けも。何にでも役立ち、へたらないから1枚を長く使えます。少々値は張りますが、かえって経済的なくらい。気づけばもっぱらこちらになりました」 

    せいろ

    画像: せいろ

    サイズ違いでそろえておき、食事の人数やメニューに合わせて使い分けているというせいろ。

    「茶碗蒸しなら深め、たっぷり野菜を蒸すなら浅くて大きめなど、『なにを蒸したいか』を基準に合うものを選ぶのがおすすめです。私は最近、お漬物上手の先輩に教わり、びんの熱消毒にも使っています」

    包丁

    画像: 木屋 日本橋本店

    木屋 日本橋本店

    よく使い、よく研ぐ。飛田さんにとって、包丁はもはや「消耗品」

    「ひとり暮らしを始めた18歳のころから何本も使ってきたのは『木屋』。ほかにも気になったものは積極的に試し、自分に合うものを常にさがしています」

    米とぎボウル

    画像: 右)アイデアセキカワ 18-8米とぎボール 24cm 外径26.2×高さ13cm 3,960円/料理道具グランシェフ

    右)アイデアセキカワ 18-8米とぎボール 24cm 外径26.2×高さ13cm 3,960円/料理道具グランシェフ

    土鍋のときも、炊飯器で炊くときも米とぎは専用のボウルで

    「これならふつうのザルのように網の目にお米が引っかかってしまうこともないし、炊飯器の内釜も傷つけません」

    左は「アーネスト」の販売終了のもの。

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    別冊天然生活『飛田和緒さんの四季を味わうごはんと暮らし』 (扶桑社ムック)”|amazon.co.jp

    別冊天然生活『飛田和緒さんの四季を味わうごはんと暮らし』 (扶桑社ムック)

    別冊天然生活『飛田和緒さんの四季を味わうごはんと暮らし』 (扶桑社ムック)

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    飛田和緒さんの、健やかに日々を送るためのごはんと暮らしの知恵をご紹介。

    季節の食材を使った保存食からお弁当まで、知恵がつまった一冊をお楽しみください。飛田さんがずっと伝えてきたのはいつものごはんと暮らし。そのときどきに「これが一番」と気に入ってつくったものばかりです。加えて最近の雑感や、いま私の料理に欠かせない道具、近ごろお気に入りの調味料などについて、新たにお伝えしています。このなかからひとつでもお気に入りが見つかったら、ぜひ繰り返しつくり、手になじませて、あなたの味にしてみてください。



    <撮影/山田耕司 取材・文/玉木美企子>

    飛田和緒(ひだ・かずを)
    東京に生まれ、高校3年間を長野ですごす。結婚後に料理家としてデビュー。身近な食材で手軽につくれるレシピが幅広い年代の支持を集め、出版した書籍は100冊以上にのぼる。神奈川県の海辺の街に暮らし、娘の進学とともに現在は夫とのふたり暮らし。日々の食卓を記録したSNS「#ひとりごはんときどきふたり」も注目を集めている。著書に『おいしい朝の記憶』『くりかえし料理』(ともに扶桑社)など。インスタグラム:@hida_kazuo

    ※記事中の情報は、別冊天然生活『飛田和緒さんの四季を味わうごはんと暮らし』掲載時のものです



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