鮮やかな色合いが美しい
冬から春に楽しめる人気の草花3選
冬の寒さにも強い花、春の訪れを告げる花の中から、寄せ植えの楽しさが広がる3つの人気の品種をご紹介します。
1.プリムラ

園芸店の店先では1月ごろから主役になる。耐寒性があり、厳しい寒さのなかでも強く咲きつづけられる。赤、ピンク、黄、青など色の種類が多く、冬の景色を鮮やかに彩ってくれる。
2.スイートアリッサム


白色や紫色などが代表的で、小花が集まって咲く様子がかわいらしい。主役の花を引き立てる存在としても人気で、「寄せ植えのアクセントに使うことも」と健太郎さん。
3.ネメシア

深い紫色、白色と黄色の2色咲きなど、花の色が豊富で選ぶ楽しさがある。苗は一年じゅう出荷されているが、品種の数としては3月ごろが一番充実する。
主役を引き立たせる
グリーンの組み合わせ方のポイント
寄せ植えのもうひとつの楽しみが、花を引き立たせる「グリーン」選び。
「グリーンの組み合わせ次第で、主役を輝かせることができる」と話す健太郎さんに、相性のいい組み合わせ方のポイントを聞きました。

ピンク系の花を引き立たせたいとき
→シルバー系のグリーン


かわいいピンク系の花を主役にするときは、シルバー系のグリーンがおすすめ。スモーキーな色を組み合わせることで、鮮やかな花の色が引き立ち、寄せ植え全体の印象が締まる。
春らしい色の花を引き立たせたいとき
→レモンイエロー系のグリーン


春らしい色合いの花を主役にするときは、レモンイエロー系のグリーンがおすすめ。鮮やかな色を組み合わせることで、明るい世界観の寄せ植えに仕上げることができる。
シックな色の花を引き立たせたいとき
→ダーク系のグリーン


シックな雰囲気の花を主役にするときは、深緑などダーク系のグリーンがおすすめ。主役の花に色合いを合わせることで、上品で大人っぽい寄せ植えをつくることができる。
〈撮影/山田耕司 取材・文/太田菜津美(編集部)〉
黒田健太郎(くろだ・けんたろう)
黒田和義(くろだ・かずよし)

埼玉県にある園芸店「フローラ黒田園芸」に勤務。兄(健太郎)は寄せ植え制作やメディア発信、弟(和義)は仕入れなどを担当。弟が仕入れた草花を使って兄がつくる寄せ植えが人気を呼び、遠くから訪れるファンも多い。店内のあちこちには小さなスペースを生かして季節の草花が植えられ、そのセンスのよい植栽はガーデンづくりの参考になる。YouTubeやインスタグラムも人気で、寄せ植え作品やガーデンづくりの様子も見られる。
YouTube:フローラ黒田園芸ガーデニングチャンネル
インスタグラム:@kentarokuroda(黒田健太郎)/@florakurodaengei_staff(フローラ黒田園芸)
◆庭づくりや寄せ植えで役立つ、気候変動もふまえた“新しい”草花の参考書◆
弟の和義さんが仕入れる質のよい草花と、その草花を使って兄の健太郎さんがつくり上げるセンスのいい寄せ植えが人気の園芸店「フローラ黒田園芸」。
品種改良の技術によって花の色や大きさ、咲き方などにバリエーションが増えたこともあり、植物の魅力をあらためて実感すると話します。
本書は、日々、草花とふれあうお二人による「園芸店に並ぶ入手しやすい基本的な植物」を長く楽しむためのハンドブック。
定番から最新品種まで、231種の草花の出回り時期や特徴、庭づくりや寄せ植えでのおすすめの使い方、育て方のコツなどを解説します。
昨今の夏の異常な暑さのような気候変動もふまえた、新しい草花の育て方の参考書です。
【もくじ】
● PART1
種類やカラーが豊富に揃う
定番・人気の草花図鑑
・人気の草花ベスト18
・花期が長い草花
・丈夫で枯れにくい草花
・手間がかからない草花
・縦に大きく育つ草花
・横に大きく育つ草花
・コンパクトに育つ草花
・主役を引き立てる草花
・グラウンドカバーに向く草花
● PART2
出回り時期別
四季の草花とグリーン図鑑
・春の草花
・夏の草花
・秋の草花
・冬の草花
・グリーン
● PART3 庭やベランダを飾るアイデア
● PART4 草花の育て方の基本






