(『何もしないでいるよりも』より)
ひとり暮らしの防災対策
もしものときに備えておこう
人は、実際に辛い体験をしないと行動しませんよね。わたしもそうでした。でも、消防士として非日常的な現場をたくさん見てきたからこそ、お伝えしたいことが2つ。
それは「もしも」はいつやってくるかわからない。自分の命は自分で守る、ということです。
防災グッズに関しては、何をどのくらい備えるのかを考える前に、発災時にどこで過ごすのかを考えること(わたしは自宅か車で過ごすことを想定しています)。

旅行のときにも使う登山用のリュックを防災リュックとして活用。市場かごには備蓄品を入れています。懐中電灯や電池、スニーカーなどは玄関に
そして自分が住んでいる自治体の「災害備蓄計画」をチェックしてみましょう。
そこに家庭で行う私的備蓄と国や自治体が行う公的備蓄について、推奨量や備蓄品について書かれています。
また、ふだんから「もしも」のアンテナを立てる癖をつけておくのもおすすめ。
懐中電灯を枕元に置いて寝るとか、ガソリンを満タンにしておくとか、徒歩で帰宅できるよう運動靴を会社に置いておくとか。案外、日常防災のほうが役に立つこともあると思うのです。
先延ばしにせず、できることから始めてみましょう。
衛生管理に関するアイテム

市販の「防災セット」を購入し、そこから何度も見直しを行い、中身を改めました。
現在のラインナップは以下の通り。シェルフの扉の中には、ふだん使いしない器やフラワーベースなどを収納。
●ポータブル電源 ●充電器 ●ソーラーラジオ ●レインコート ●タオル ●ビニール袋 ●ティッシュ ●ラップ ●給水バッグ ●レジャーシート ●マスク ●瞬間保冷パック ●アルミブランケット ●三角巾 ●発熱剤 ●カイロ ●耐熱手袋 ●メモ帳 ●ペン ●ウェットタオル ●簡易トイレ ●生理用品 ●汗拭きシート ●除菌シート ●虫除けスプレー ●歯磨きセット ●水のいらないシャンプー ●洗顔料 ●薬 ●消毒剤 ●保湿クリーム ●リップ ●アイブロウペンシル ●使い捨て手袋
食料品、その他

卓上コンロとガスボンベ、水は必需品。食料は温めるだけの白米やスープ、そのまま食べられるビスケット、羊羹などを。大好きなコーヒーも精神安定の助けになるのでストックしています。量は最低3日分、できれば1週間以上の備蓄があれば安心。
先日、ストックの見直しのために缶入りのスポンジケーキを食べてみたところ口に合わず……。ストックする前に、ぜひ一度食べてみることをおすすめします。
本記事は『何もしないでいるよりも』(扶桑社)より抜粋しています
〈撮影/清永 洋〉
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40歳を目前に、公務員を退職しフリーランスに。
心地よさを大切に、日々を丁寧に味わいたい
ひとり暮らしを楽しむ、生活の工夫やインテリアの発信が同世代の働く女性の共感を集める、人気インスタグラマーが綴る 40歳を迎えた現在の、仕事、気持ち、暮らしの変化etc.…。「自分じゃなきゃできないことに、もっとこだわって生きてみたい」そんな思いから、16年勤めた消防士の仕事を辞めてフリーランスに転身。ときに、不安やモヤモヤに悩まされるなかで、前を向いて過ごすために実践している考え方や日々の過ごし方のヒントを紹介します。
namytone(ナミトーン)
1985年生まれ、福岡県在住のひとり暮らし。39歳で16年勤めた消防士の仕事を辞め、フリーランスに転身。SNS、YouTube等で発信する日々の暮らしやインテリアが同世代の女性の共感を集める。コーヒー豆や生活道具の販売、朝活コミュニティ「心を紡ぐ息をする会」の主宰も行う。著書に『オトナ女子の暮らしレシピ』『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』(ともにインプレス)がある。インスタグラム:@namytone YouTube:@namytone





