• 料理の仕事をするうちにうつわの魅力に引き込まれ、小さなうつわ屋「うつわ千鳥」を始めた柳田栄萬さん。「手の込んだ料理でなくても、ふさわしいうつわに盛りつけられた瞬間、ごちそうと呼べるものになるはず」と話します。うつわと料理のおいしい関係を楽しむ柳田さんに、「トマトとなすのマリネ」のつくり方と料理が引き立つ“この一枚”を教えてもらいました。

    トマトとなすのマリネのつくり方

    画像: トマトとなすのマリネのつくり方

    柳田さんが選ぶ“この一枚”
    木村 勲 コバルト鉢

    重厚感のある、薪窯焼成の鉢。内側は目にも鮮やかなブルーで、外側は釉薬の掛かっていない焼締め。そのコントラストがなんとも面白いではありませんか。

    そこに真っ赤なトマトを入れたら、きっと派手な取り合わせになって愉快だろうなと思ったのです。

    材料とつくり方(2人分)

     トマト(大)1個は乱切りにする。なす2本はピーラーで皮を縞目にむき1cm厚さの輪切りにする。

     玉ねぎ1/8個はみじん切りにし、ボウルに入れる。

     フライパンにオリーブオイル大さじ2を熱し、なすを焼く。熱いうちにのボウルに入れ、粗熱がとれたら白だし・酢・はちみつ各大さじ1とトマトを入れて混ぜる。

    point
    なすが熱いうちに合わせることで、玉ねぎの辛みが消えます。冷蔵庫で軽く冷やして召し上がれ。仕上げに粗びき黒こしょうを。

    ※本記事は『うつわと料理のおいしい関係』(実業之日本社)からの抜粋です。

    『うつわと料理のおいしい関係』(柳田栄萬・著/実業之日本社・刊)

    画像: ひんやり「トマトとなすのマリネ」のつくり方。夏にうれしい簡単おかず!料理が引き立つ“うつわ使い”のコツも/うつわ千鳥・柳田栄萬さん

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    ◆うつわの力で日々の食事がごちそうに。食卓が整う「うつわと料理」のおいしい関係◆

    柳田さんがお店を始めてから驚いたことのひとつが「料理に自信がないから、あるいは手間をかける暇がないからこそ、うつわの力を借りて食卓を整えたい」という人が多いこと。

    そんな方々に向けて柳田さんは「毎日のことだからこそ、うつわはもっと気楽で、もっと自由であってよい」と話します。

    本書は、難しい知識がなくても“うつわ×料理”の楽しみ方がわかる、うつわの魅力と80の簡単なレシピをまとめた新感覚レシピエッセイ。

    自宅にあるうつわを「こんなふうに使ってみようかな」と楽しみたくなる1冊です。

    【もくじ】
    ● 飯椀:にんじんごはん/さつまいもごはん/しらすときゅうりの混ぜ寿司 など

    ● オーバル皿:鶏と白いんげん豆のトマト煮/ブロッコリーのパスタ など

    ● 小鉢:かぶと大葉の酢の物/ゴーヤーと茹で鶏のあえもの など

    ● 盛り鉢:あさりとじゃがいもの煮物/トマトとなすのマリネ など

    ● 粉引きのうつわ:甘じょっぱい卵焼き/もやしとニラのナンプラー炒め など

    ● 染付のうつわ:大根と豚バラのめんつゆ煮/豆腐とひき肉の蒸しもの など

    ● 豆皿:コンビーフのねぎあえ/モッツァレラと大葉と味噌 など

    ● そば猪口:メロンとアイスクリーム/かぶの柴漬けあえ など

    ● スープのうつわ:千切り野菜のスープ/鶏とじゃがいものスープ など

    ● カレー皿:豚キムチ春雨/レトルトカレー三種盛り など

    ● 四寸皿:青じそおむすび/豆腐と芽ひじきの肉団子 など

    ● 五寸皿:惣菜コーナーのポテトサラダ/アボカドのナムル など

    ● 漆器:パインとルッコラのサラダ/わかめとちくわの炒め物 など

    ● ガラスのうつわ:冷奴とところてん/しらたきの中華風サラダ など

    ● 金属のうつわ:こてっちゃん焼うどん/さきいかのキムチあえ など

    ● 木のうつわ:しし唐とちくわの天ぷら/春巻きの皮の椎茸ピザ など

    ● 七寸皿と八寸皿:タルタルコロッケサンド/夏野菜の焼きびたし など

    ● 丼鉢と麺鉢:焼き鳥親子丼/塩バターレタスラーメン など

    ● 角皿:ささみのせんべい焼き/厚揚げの唐揚げ など

    ● 大皿:キャベツの手巻きごはん/はんぺんフライ など



    柳田栄萬(やなぎだ・えいまん)
    1972年生まれ。福岡県出身。文化服装学院卒業。アパレルメーカー勤務後、料理研究家のアシスタントを経て料理教室の講師を務める。料理の仕事をするなかで、段々とうつわの魅力に引き込まれていく。2008年「うつわ千鳥」開業。派手さはなくとも料理を美しくみせてくれるうつわが好き。プライベートでもずっとうつわを買い続けているが執着心はなく、すぐに人にあげてしまう。著書に『薬膳だから。』(講談社)がある。

    うつわ千鳥(うつわ・ちどり)
    JR 水道橋駅前にある店舗は都内最大級の広さ。約70名の作家のうつわが並ぶ常設展示のほか、月に2~3回のペースで作品展を開催。実用性を重視したラインナップで、一般家庭向けのうつわを多く取りそろえる。毎日情報発信をしているInstagramのフォロワー数は10万人超え。YouTubeチャンネル「うつわ屋のまかないごはん」も好評。
    HP:千鳥 UTSUWA GALLERY
    YouTube:うつわ屋のまかないごはん
    インスタグラム:@utsuwa.chidori



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