• 大人のひとり旅は、「無理をしない」からこそ楽しいもの。旅は、日常を離れて新しい景色や価値観に出会い、自分自身を見つめ直す時間です。そんな旅の楽しみ方を綴った『新しい大人ひとり旅』スタイリスト・地曳いく子さんが、海外ロケで培った経験をもとに、少ない荷物で自由に旅する工夫を紹介しています。今回は、地曳さんが旅先で大切にしているマナーについてお届けします。

    ところ変わればマナーも変わる

    ※この画像は生成AIを使用して作成しています

    国が変わればマナーや習慣も変わります。

    私たちが普段何気なくやっていることも、その土地の人たちにとってはタブーなこともあります。

    いくつか挙げてみますので参考にしてください。

    人を指さす

    どこの国でもそうですが、人を人さし指で指さすのは失礼な行為に当たります。

    どうしても「あの人」と特定したい時には、5本指全体を揃えて示すとトラブル回避になります。

    左手で物を渡す、食事をする

    特にイスラム教圏では気をつけて! 左手はお手洗いの時に、用を足したお尻を水で洗う不浄の手とされているからです。

    食事は、ナイフやフォークなど自分がカトラリーを使う時はいいのですが、人にお金や物を渡す時は気をつけましょう。

    バス、電車、地下鉄など公共交通機関で眠る

    日本では地下鉄など公共交通機関の車内で居眠りをしている人を見かけることがありますが、海外ではご注意を。

    公共交通機関で眠っている人は、ホームレスか、体の具合が極端に悪い人、ヘタをすると薬物中毒の人に見えるそうです。

    子供の頭を撫でる

    国によっては、子供の頭は神聖な場所です。お坊さんや聖職者以外の一般人の私たちは、いくら可愛いと思っても子供の頭を撫でないようにしてください。

    ハワイなどでベランダに洗濯物を干す

    ハワイのホテルの部屋にはラナイと呼ばれるベランダがあります。陽あたりも良いし、プールから帰ってきてつい水着やタオルを干したくなりますが、いくら自分の部屋とはいえ、外から見えるベランダは半分パブリックスペース。

    洗濯物を干してはいけません。

    景観を損ねてしまうからです。ヘタをすると罰金を取られることさえあります。ベランダに干したい気持ちをグッとこらえて、洗濯物はバスルームに干すかランドリーの乾燥機で乾かしましょう。

    後ろから来た人のためにドアを押さえておく

    建物に入る時にドアを開けますよね。後ろから人が来ていたら開けたドアをそのままホールドしてあげましょう。自動ドアが多い日本だとあまり気にしない、ちょっとだけ親切な動作。

    海外ではこれができてこそきちんとした人間として扱われます。

    本記事は、『新しい大人ひとり旅』(地曳いく子・著/扶桑社・刊)からの抜粋です。

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    『新しい大人ひとり旅』(地曳いく子・著/扶桑社・刊)

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    『新しい大人ひとり旅』

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    書き下ろし「京都開運&神社厄除け旅」ほかを収録

    若い頃と違って、大人の旅に無理は禁物。ひとり旅なら、思う存分のんびりすることも、予定を急に変えることも、誰にも気兼ねする必要がありません。本書では、人気スタイリストで旅の達人である地曳いく子が、大人ひとり旅の魅力をご紹介。荷物を軽くするコツ、少ない服で華やかに着回す方法、失敗しないホテルの選び方などをユーモアたっぷりに綴ります。文庫版書き下ろしとして、「京都開運&神社厄除け旅」のエピソードも収録。すべてのことは一期一会。さあ、身軽な旅に出かけましょう!

    ・荷造りが10分で終わる「ポーチ別収納」
    ・コインロッカー代、宅配便代はケチらない
    ・ファッションと防寒を兼ねてストールは2枚持つ
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    ※本書は2023年に出版された単行本『大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』(扶桑社刊)を加筆修正し、新章を加えたものです



    地曳いく子(じびき・いくこ)
    1959年生まれ。スタイリスト。文化学院専門課程美術科卒業。スタイリングのみならず、バッグや洋服のプロデュースやトークショー、TV、ラジオで幅広く活躍中。『60歳は人生の衣替え』漫画家・槇村さとるとの共著「BBAババア上等シリーズ」(ともに集英社)『服を買うなら、捨てなさい』『着かた、生きかた』(ともに宝島社)など著書多数。
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