(『天然生活』2025年8月号掲載)
自然の力で暑さに備える手当てと準備
たっぷりと葉を茂らせた木立に降り注ぐ、キラキラとまぶしい太陽の光。「標高1100メートルの高原とはいえ、長野県・蓼科の夏も年々暑さが増しています」と、萩尾エリ子さんは話します。
「ここ最近の、暑さと湿度の組み合わせには、命を脅かすような厳しさを感じます。一方、室内では、つい冷房をかけすぎてしまうことも。体の疲れは気づかないうちにたまっているので、ハーブやアロマで遊ぶように、日々楽しみながらケアをしたいですね」
そんな季節に活躍するハーブといえば、美肌効果のあるローズや、苦味を含んだ香りで気持ちを奮い立たせてくれるローズマリー。
「香りにシャキッとアクセントを添え、元気づけてくれる『強壮剤』として頼りになります」
今回ご紹介いただいたのは、そんな夏の主役級ハーブを生かした、甘さのなかにさわやかさと苦味のアクセントを感じるシロップ。
「つくりおきして、炭酸や牛乳、豆乳割りのドリンクに。『夏も体を冷やしてはいけない』といいますが、暑さをしのぐご褒美に、かき氷も楽しんでみてください」
日々を健やかに過ごすためのシロップ
美肌の赤いシロップ

抗炎症・鎮静作用のあるローズ2種に腸をいたわるルイボスティーを合わせて。
「日々を健やかに過ごすためのシロップ」でかき氷を。
「美肌の赤いシロップ」は、ブラックマローの濃いハーブティーでつくった氷にかけて。
材料(つくりやすい分量)
| ● ルイボスティー(茶葉) | 8g |
| ● 水 | 200mL |
| ● レッドローズ | 4g |
| ● ローズヒップ | 8g |
| ● てんさいオリゴ糖 | 100g |
| ● はちみつ | 50g |
つくり方
1 鍋に水とルイボスティーを入れて火にかけ、沸騰させて5分間煮出す。
2 火を止めてレッドローズとローズヒップを加えてふたをし、5分蒸らす。
3 2を茶こしでこしながら清潔な容器に注ぎ入れ、てんさいオリゴ糖とはちみつを加えて混ぜたらでき上がり。
保存期間:冷蔵で2週間
※妊娠中・授乳中の方や持病のある方は、ハーブの種類によって使用を控えた方がよい場合があります。使用前にかかりつけ医などにご相談ください。
※ハーブティーには、妊娠・授乳中や、持病がある場合の薬との飲み合わせで避けた方がよいとされるものもあるので、事前に確認してください。
<料理・監修/萩尾エリ子、永易理恵 撮影/ミズカイケイコ 構成・文/玉木美企子>
萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。日々をショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。永易理恵との共著『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が発売中。https://herbalnote.co.jp/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです





