(『天然生活』2025年8月号掲載)
朝のうちに済ませれば1日を気分よく過ごせて仕事にも集中できる
「京都は三方を山に囲まれた盆地で、夏はとても蒸し暑いんです。最近はとくに、日中動き回ると命に関わる暑さなので、用事は早朝に済ませるようにしています」と語るのは、手づくり暮らし研究家の美濃羽まゆみさんです。
もともと早寝早起きですが、夏はさらに早起きに。
5時半に起き、水を飲んだらさっそく散歩に出かけます。スタッフのひとりが歩き始め、身体的にも精神的にも調子がよさそうなのを見て始めたそう。
昼間は冷房の効いた部屋で仕事に集中したいということもあり、朝の涼しいうちに庭の手入れや掃除、食事の支度なども行っています。
「できなくてもそこまで気にしませんが、やるべきことができた朝は気持ちのよい1日になります」
朝やる家事 01
庭の植物に水をあげる
梅やゆず、ブルーベリーといった果樹や、あじさいなどを植えている庭。水やりや雑草取りを朝の空気のなかで行います。
「日が昇ってからだと暑すぎて、お湯をあげているようになって根を傷めてしまうので。町家は玄関と庭に水をまくことで、室内に風が通り、涼しくなる構造なんですよ」

朝やる家事 02
さっと掃除をする
毎朝、無垢材の床と畳の部屋を軽くほうきで掃き、コードレス掃除機でごみを吸い取ります。水ぶきも行い、きれいさっぱり。
「猫と暮らしているので、毎日、びっくりするくらい抜け毛があるんです。毎日のことなので簡単に行っていますが、気持ちもすっきりするので、涼しいうちに済ませてしまいます」

朝やる家事 03
昼食、夕食の下ごしらえをする
朝食やお弁当づくりのついでに、1日の食事の下準備をします。
「夏は家族の好きなガーリックシュリンプをよくつくるのですが、下味をつけておいて焼けばいいだけにしておいたり、しょうが焼きのつけ合わせのキャベツを切っておいたり。夕方、汗をかきながら台所に長時間いなくて済むように、工夫しています」

〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/長谷川未緒〉
美濃羽まゆみ(みのわ・まゆみ)
京町家で夫、長女、長男、猫2匹と暮らす。洋服制作のほかメディア出演、洋裁学校講師、ブログやYouTubeでの発信、子どもたちの居場所「くらら庵」の運営参加などで活躍。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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