• 朝は真夏でも比較的涼しい時間。この時間をいかに有意義に過ごすか、それが午後からの自分を助けてくれます。キュレーターアートライター林 綾野さんに、「朝の楽しみ」を聞きました。
    (『天然生活』2025年8月号掲載)

    静かな夏の朝時間は、自分のやりたいこと、やるべきことを整理

    キュレーターの林綾野さんは、涼しい朝のうちに、鳥の声や緑の美しさを楽しみつつカフェに行き、ひと仕事するのが日課です。

    「5時から6時には起きて、7時にはカフェに。まだ1日たっぷり時間があると思うと世界が希望に満ちていますし、街が動き出す前の始まりのときに居合わせる感じが好きなんです」

    夏の暑さは苦手ながら、うまくつきあいたいという願望も。ビジュアルが与える効果を実感しているため、朝のうちに部屋を片づけてすっきりすると、心なしか涼しく感じるといいます。

    「風通しよく、静かな夏の朝は、気持ちもフレッシュで落ち着きます。自分が何をすべきか見えてくる、そんな時間ですね」

    朝の楽しみ 01
    朝風呂につかってマッサージする

    夜も入浴しますが、寝ている間も汗をかくので、朝風呂ですっきりします。

    「髪が長いので寝ぐせ直しも兼ねて洗髪し、好きな入浴剤を入れたぬるめのお風呂にゆっくりつかります。窓を開けて風を受けながら、大好きな相撲のハイライトを見たり、マッサージをしたり。気持ちがいいですよ」

    画像: 朝の楽しみ 01 朝風呂につかってマッサージする

    朝の楽しみ 02
    ラジオ体操やヨガをする

    1日に1回は体を動かすことを目標にしています。朝のうちに済ませておくと、その日1日、体が軽いのだとか。

    「ラジオ体操は第3までやると筋肉痛になってしまうので第1だけですが、ふだん運動不足のせいかよい運動になります。ヨガは肩周りをほぐすポーズを中心に行い、肩こりの緩和に」

    画像: 朝の楽しみ 02 ラジオ体操やヨガをする

    朝の楽しみ 03
    カフェでやることリストを書く

    まだ涼しい時間にカフェに行き、その日にやるべきことをリストアップします。

    「近所に眺めのよいカフェがあり、窓際の席で景色を楽しみながら、やることを整理。日が高くなると暑くて移動が大変なので、オープンと同時の朝7時には行きます。落ち着いて考えられる、貴重な時間です」

    画像: 朝の楽しみ 03 カフェでやることリストを書く

    朝の楽しみ 04
    仕事を始める前の清々しい時間を楽しむ

    カフェでやることリストを整理したら、そのまま仕事を開始。1日が始まったばかりの朝は気持ちに余裕があるため、気の向いたものから手をつけます。

    「夏の朝はわんちゃんがたくさん散歩しているので、見ているだけで楽しい。刻一刻と変化する日の光も眺めながら、よい気分で仕事を始められます」

    画像: 朝の楽しみ 04 仕事を始める前の清々しい時間を楽しむ


    〈イラスト/はまだなぎさ 取材・文/長谷川未緒〉

    林 綾野(はやし・あやの)
    美術館での展覧会企画、絵画鑑賞のワークショップなどを手がける。画家の創作への想いとともに、ライフスタイルや食の趣向を研究し、美術作品を身近なものとして紹介する。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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