• 2024年に起きた地元・石川の震災をきっかけに、ものに囚われていた自分の価値観ががらりと変化した動画制作者の深尾双葉さん。「ものが好き」という気持ちは大切に抱き続けながら、本当に好きなものだけを残し、軽やかに暮らしています。そんな深尾さんが手放した7つのものを聞きました。
    (『天然生活』2025年11月号掲載)

    手放したもの 01
    ものへの執着

    すでにたくさん持っているのに物欲が止まらなかった過去。いまは吟味した少数精鋭を大切にし、とことん使い切るのが心地よく感じられるように。

    画像: 手放したもの 01 ものへの執着

    手放したもの 02
    掃除のルール

    ものが減ると掃除が苦でなくなり、気づいたときにやる方式に。

    「前は掃除もスケジュール管理していましたが、その必要がなくなりました」

    画像: 手放したもの 02 掃除のルール

    手放したもの 03
    SNSの時間

    「依存症?」と思うほど気になるタイプ。「このままだと人生がもったいない!」と決意し、スマートフォンは引き出しにしまうなど物理的に遮断。

    画像: 手放したもの 03 SNSの時間

    手放したもの 04
    便利な道具

    キッチンクロスは手放し、さらしを活用。毎日1回、ステンレス製のやっとこ鍋で煮沸消毒を。使い込んだあとは、掃除用ふきんにまわしていく。

    画像1: 手放したもの 04 便利な道具

    掃除は主にハタキとシーツやカーテンを細かくカットしたウエスを活用。毎日こまめにふき掃除をしていれば、特別な道具や強力な洗剤なども不必要に。

    画像2: 手放したもの 04 便利な道具

    市販のごみ箱は存在感が強いので、古道具のアルミ製筒箱をプラごみ入れに。「これなら」と納得する道具を妥協せずに選ぶ。

    画像3: 手放したもの 04 便利な道具

    手放したもの 05
    服や生活道具の色

    「色も情報の一部。視界に入る色が多いとそれだけで疲れてしまって」と道具の色を厳選。基本は白と黒、木やガラス、金属など素材の色のみ。

    部屋に統一感が生まれ、どれを組み合わせても違和感がないように。

    画像1: 手放したもの 05 服や生活道具の色

    白を少し残しているものの、服は黒がほとんど。ファストファッションの利用を控え、「着古しても格好いい服」を選ぶようになった。

    画像2: 手放したもの 05 服や生活道具の色

    引き出しにしまっている文具類も、 ステンレス、黒、白など無彩色でまとめている。最近手に入れたお気に入りは、楽天で見つけた白一色の付箋。

    画像3: 手放したもの 05 服や生活道具の色

    手放したもの 06
    収納ケース

    便利な合成素材の収納ケース類は処分し、古い木箱を活用。

    「手放す際にも、味のある箱は『欲しい』といってくれる人も多いので安心です」

    画像: 手放したもの 06 収納ケース

    手放したもの 07
    大皿

    使用頻度の低い大皿は手放し、普段使いの器のみに。

    「食器は毎日変えねばと思っていましたが、いまは1枚をとことん使うことに意識が向いている感じです」

    画像: 手放したもの 07 大皿


    〈撮影/星 亘 取材・文/田中のり子〉

    深尾双葉(ふかお・ふたば)
    東京で雑貨店に勤務後、石川県金沢市で器と古道具の店を約8年間営む。店を閉じたあとYouTubeチャンネル「futaba」を開設、動画制作者としての活動をスタート。著書に『ほんとうの豊かさに出合うための9週間 部屋と心が自然に整う“一生もの”の暮らし』(KADOKAWA)。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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