(『天然生活』2025年11月号掲載)
手放したもの 01
ものへの執着
すでにたくさん持っているのに物欲が止まらなかった過去。いまは吟味した少数精鋭を大切にし、とことん使い切るのが心地よく感じられるように。

手放したもの 02
掃除のルール
ものが減ると掃除が苦でなくなり、気づいたときにやる方式に。
「前は掃除もスケジュール管理していましたが、その必要がなくなりました」

手放したもの 03
SNSの時間
「依存症?」と思うほど気になるタイプ。「このままだと人生がもったいない!」と決意し、スマートフォンは引き出しにしまうなど物理的に遮断。

手放したもの 04
便利な道具
キッチンクロスは手放し、さらしを活用。毎日1回、ステンレス製のやっとこ鍋で煮沸消毒を。使い込んだあとは、掃除用ふきんにまわしていく。

掃除は主にハタキとシーツやカーテンを細かくカットしたウエスを活用。毎日こまめにふき掃除をしていれば、特別な道具や強力な洗剤なども不必要に。

市販のごみ箱は存在感が強いので、古道具のアルミ製筒箱をプラごみ入れに。「これなら」と納得する道具を妥協せずに選ぶ。

手放したもの 05
服や生活道具の色
「色も情報の一部。視界に入る色が多いとそれだけで疲れてしまって」と道具の色を厳選。基本は白と黒、木やガラス、金属など素材の色のみ。
部屋に統一感が生まれ、どれを組み合わせても違和感がないように。

白を少し残しているものの、服は黒がほとんど。ファストファッションの利用を控え、「着古しても格好いい服」を選ぶようになった。

引き出しにしまっている文具類も、 ステンレス、黒、白など無彩色でまとめている。最近手に入れたお気に入りは、楽天で見つけた白一色の付箋。

手放したもの 06
収納ケース
便利な合成素材の収納ケース類は処分し、古い木箱を活用。
「手放す際にも、味のある箱は『欲しい』といってくれる人も多いので安心です」

手放したもの 07
大皿
使用頻度の低い大皿は手放し、普段使いの器のみに。
「食器は毎日変えねばと思っていましたが、いまは1枚をとことん使うことに意識が向いている感じです」

〈撮影/星 亘 取材・文/田中のり子〉
深尾双葉(ふかお・ふたば)
東京で雑貨店に勤務後、石川県金沢市で器と古道具の店を約8年間営む。店を閉じたあとYouTubeチャンネル「futaba」を開設、動画制作者としての活動をスタート。著書に『ほんとうの豊かさに出合うための9週間 部屋と心が自然に整う“一生もの”の暮らし』(KADOKAWA)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです






