(『天然生活』2025年11月号掲載)
薬膳のある暮らし その1
しょうがたっぷりスムージー
朝、効率よく栄養を摂りたいときに飲むのがスムージー。自家製の甘酒に、ヘンププロテイン、豆乳かライスミルクを加え、体が冷えない果物を入れるのが基本です。
「これからの時季は、りんご、しょうが、シナモンの組み合わせがおすすめです。なめらかになるまでミキサーで攪拌すると、栄養が吸収されやすくなります」

ミキサーは長年「バイタミックス」を愛用。「素材の栄養をそのままいただけるのが気に入っています」
薬膳のある暮らし その2
根菜たっぷりの味噌汁を朝食に
朝ごはんをしっかり食べたいときは、味噌汁が欠かせません。
「味噌汁は、本当に体にいいものだと思っています。冬は根菜やきのこが定番ですね。味噌は合わせるとよりおいしくなるので、保存容器に4種類詰めて使っています」

ある日の朝食。大根となめこ、わかめの味噌汁、無農薬玄米5分づきごはん、自家製梅干しと有機高菜漬
薬膳のある暮らし その3
薬草酒とハブ酒でエネルギーを補う
お酒好きの原さんは「せっかく飲むなら滋養強壮になるものを」と、自家製の薬酒とハブ酒を常備しています。
「びわの葉やバラの花びら、気になるハーブを焼酎などに漬けて薬効を抽出しています。寝る前に少量飲んで疲労回復とエネルギー補給に」

食用バラをラム酒に、びわの葉は無農薬の玄米焼酎に漬けている

13種類のハーブをブレンドした「ハブ源酒」は友人に薦められて。「クセがなくて飲みやすいです」
薬膳のある暮らし その4
手づくりの甘酒でほっと一息
生の玄米麹を冷凍ストックし、栄養豊富な甘酒を手づくりして、スムージーのベースにしたり、おやつ代わりに。
「善玉菌を増やす働きに期待して、腸内環境を整えるために飲んでいます。自然な甘味も心をほぐしてくれます」

リラックスして過ごすひとときのお供に。「麹のいい香りにもいやされます」
薬膳のある暮らし その5
はちみつを使い分ける
即効性の高いエネルギー源で腸活やアンチエイジングにも有効とされるはちみつ。原さんは、2~3種類を使い分けています。
「体調に合わせて選んでいます。はちみつは千差万別。非加熱で添加物がないものを、信頼できるお店で買われることをおすすめします」

ネットの専門店で購入するそう

体を温めたい朝は白湯やハーブティーに溶かして、昼や夜はスプーンにすくってゆっくり舐めるように摂る
薬膳のある暮らし その6
鍋料理で体を温め、血を養う
食材の栄養をあまさず摂取でき、体を内側から温める鍋料理。
原さんは、サムゲタンなど薬効のあるメニューも取り入れています。サムゲタンは消化にいいうえ、血をつくり、めぐりをよくする効果も。
「今年の冬は火鍋にも挑戦するつもりです。便利なキットもあるし、自分でいろいろ生薬をブレンドしてつくっても楽しめそうです」

ネロリハーブの火鍋キット。ナツメ、クコ、カルダモン、スターアニスなど、15種類の生薬やハーブがブレンドされている
〈撮影/柳原久子 ヘアメイク/本田忠義 取材・文/熊坂麻美〉
原 沙知絵(はら・さちえ)
1997年に俳優デビューし、ドラマや映画、雑誌などで活躍中。20代のとき、自然療法のサロンで不調をいやしたことをきっかけに、植物の力を借りたセルフケアに関心をもつ。統合自然療法スクールでセラピストとしての知識を学び、メンテナンスに生かしている。著書に『心も体も心地よい 私のセルフケア習慣』(宝島社)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです






