スワッチでつくる、簡単ミニポーチ

赤の糸で同じモチーフを編んでいるサイチカさん。同じ編み方の繰り返しなので、好みの大きさにアレンジできる
夜は、お店に置くスワッチ(試し編み)を編むことが多いニットデザイナーのサイチカさん。
「かわいいと思う編み地ができると、ミニポーチなどの小物に仕立てることもあります。イヤホンやお菓子を入れるなど、使い道はそのときどき。完成形を決めて編むのではなく、残り糸や新しく仕入れた糸を使って、思いのままに形にしていきます」
冬の夜長仕事に教わったのは、かぎ針の方眼編み(長編みとくさり編み)でつくるスワッチを2枚重ねてつくるミニポーチ。
ミニポーチは4段ですが、増し目をしながら段を重ねて編んでいけば、大きさは自由自在。
「大きく編めばクッションカバーやベッドカバーにもできるので、好きな糸で楽しんで編んでみてください」

入れ口を広くしてファスナーを付けたポーチ。1段ずつ糸の色を変えると雰囲気もがらり。シンプルだからアレンジ自在
How to Knit

使用糸
| ダルマ ランブイエ ウールコットン ホワイト(1) | 15g |
用具
| ● かぎ針4/0~5/0号 | |
| ● とじ針 |
付属品(必要な場合)
| ● 好みのボタン(直径1.5cm) | 1個 |
モチーフ1個の大きさ
約7.5cm四方
でき上がりの大きさ
約8.3cm四方
つくり方
糸は1本取りで、編み方図のように編む。
1 「わのつくり目」をし、「編み方図」のように編む。これを2枚編む。
【モチーフの編み方図】

2 2枚のモチーフを外表に合わせ、「接ぎ方図」を参考に、入れ口を除いて、こま編みで編み接いでいく。
【接ぎ方図】

3 2の糸から続けて、「入れ口の編み方図」のように入れ口を編む。
【入れ口の編み方図】

4 編み上がったら、とじ針で糸端を目立たないように始末する。
5 好みでボタンを付け位置に毛糸で縫い付ける。

〈デザイン・制作/サイチカ 撮影/林 紘輝 原文/飯作紫乃 イラスト/たまスタヂオ〉
さい・ちか
ニットデザイナー。文化服装学院で服づくりとニットとデザインを学ぶ。子育てを機に、2010年から雑誌や書籍、毛糸メーカーなどへのニットデザイン提供を始める。東京・松陰神社前駅近くで営むショップ「糸と針」では、ワークショップも開催。近著は『サイチカのワードローブ』(NHK出版)。
インスタグラム@saichikaknit

東京・松陰神社前駅から徒歩1分にある、サイチカさんのお店「糸と針」では、オリジナルからサイチカさんがみずからセレクトした、高品質の糸や編み物の道具が豊富にそろう。
糸と針:https://saichikaknit.stores.jp/
営業日はインスタグラム@shop_ito_hariをご確認ください。








