• 60代のいまを楽しむ、気ままな街歩き。上京して40年になるカメラマン・石黒美穂子さんが、懐かしい風景と新しい発見を探して東京の街を歩き、その魅力を綴る「大人のひとり散歩道」。今回は、お散歩の定番スポットのひとつ、「新宿高野本店」へ。本店限定のメロンパンや旬のフルーツを使ったパフェ、手土産にも選びたいスイーツを紹介します。

    再開発が進む新宿で、いまも親しまれる「新宿高野」へ

    街のいたるところで再開発が進んでいる新宿。『笑っていいとも!』でおなじみのスタジオアルタや私の好きな「バーニーズ新宿店」がなくなり、さびしくなりました。

    巨大ターミナル駅を中心に街が発展していくのを見守ってきた、ランドマークスポットの「紀伊國屋書店」「新宿中村屋」「新宿高野」は、令和のいまも健在です。

    今回は、私のお散歩定番スポットのひとつ「新宿高野本店」に行ってみました。

    画像: 地下鉄の改札に繋がる地下2階の入り口

    地下鉄の改札に繋がる地下2階の入り口

    「新宿高野本店」は昨年、創業140周年、「タカノフルーツパーラー」は今年、設立100周年と歴史のある店舗でメディアにもよく取り上げられています。

    まずは、おひとりさまにオススメの地下2階「オリジナルフード&ギフトフロア」をご案内します。

    手土産にも自分へのご褒美にも。フルーツのお菓子を選ぶ

    地下2階「オリジナルフード&ギフトフロア」は、ケーキやパン、ゼリーやキャンディーなどのオリジナルフードがそろっていて、まさにフルーツパラダイス!

    見ているだけでも心躍る魅惑的なフロアです。

    高級フルーツのイメージのある新宿高野ですが、ここには手に取りやすい価格帯の商品も。

    手土産や自分のご褒美スイーツにぴったりで食欲&物欲にこたえてくれます。

    本店限定のメロンパンは必見! ひと口頬張ると香りが広がる

    このフロアで意外と知られていないのがブレッドコーナー。

    本店限定の「クリーミーメロン」(389円)は、不動の人気NO.1。表面がクッキー生地のメロンパンとはまったく別物のツルンとした丸い薄緑色。クリームは、まるでメロンを食べているかのように濃厚でジューシー。

    ひと口頬張ると、メロンの香りが広がります。聞けば、生地にもメロン果汁ピューレを使っているという、メロン尽くしの逸品。

    ほかにも「シュトルーデル アップル」はシナモン風味の甘すぎない生りんごのコンポートを薄めの生地で包んであり、アップルパイに比べて軽いのが特徴。

    画像: ほかではお目にかかれない、旬のフルーツを使ったパンが並んでいて毎回、ワクワクします

    ほかではお目にかかれない、旬のフルーツを使ったパンが並んでいて毎回、ワクワクします

    お客さまの嗜好や時代に合わせて、フルーツを主役につくられたパンは、ベーカリー専門店に負けないクオリティーの高さで、一度味わってみる価値ありです。

    カウンターでひと休み。旬のフルーツをパフェで味わう

    地下2階フロアの一角にあるカウンター10席の「タカノフルーツパーラー パフェリオ本店」へ。

    落ち着いた雰囲気で映えを意識したようなパフェとは一線を画したフルーツメインのオーセンティックなパフェがいただけます。

    旬のフルーツを使っているので毎月メニューが変わり、行くたびに見たことのないメニューに出合えるのも魅力。

    好きなフルーツの旬の季節にご褒美パフェを食べに行くのもよさそうです。

    画像: カットを工夫してさまざまな食感を楽しめるマスクメロン。思わず笑みがこぼれるおいしさ

    カットを工夫してさまざまな食感を楽しめるマスクメロン。思わず笑みがこぼれるおいしさ

    画像: 人目を気にせずパフェを食べられると男性のお客さまも多いんだとか

    人目を気にせずパフェを食べられると男性のお客さまも多いんだとか

    秋の果実が並ぶケーキと、マスクメロンの歴史にふれる

    記念日に特別なケーキを買い求める常連さんも多いケーキコーナー。訪れた初秋は、栗やシャインマスカット、柿といった秋の果実を使ったケーキがずらりと並び、食欲を掻き立てられます。

    画像: 毎朝、届いた新鮮なフルーツを使っていて、フルーツを熟知したスタッフさんがていねいに教えてくれます

    毎朝、届いた新鮮なフルーツを使っていて、フルーツを熟知したスタッフさんがていねいに教えてくれます

    どのケーキも主張しすぎない上品な甘さのクリームやスポンジとの組み合わせ。フルーツを知り尽くしたパティシエのなせる技を堪能できます。

    同じ商品でも細かいブラッシュアップを繰り返していると聞いて、努力を惜しまない老舗の味を守る姿勢に頭が下がります。

    地下1階のフルーツギフトフロアには、マスクメロン専門ショップがあります。桐箱に入った高級品種の販売だけではなく、壁面一面にマスクメロンの歴史が詳しく書かれた大きなパネルが。

    「日本で初めてメロンが栽培されたのは現在の新宿御苑」「日本で初めてメロンを食べたのは早稲田大学創設者の大隈重信」というトリビアまであり、思わず隅々まで読みたくなる面白さ。

    画像: ショップの一角には、メロンの成育過程のディスプレイもあり、まるでマスクメロン博物館のよう

    ショップの一角には、メロンの成育過程のディスプレイもあり、まるでマスクメロン博物館のよう

    マスクメロンの品質に誇りと自信をもって推しているのがひしひしと伝わり、フルーツパラダイス・新宿高野のキングはマスクメロンだと改めて感じました。

    フルーツを使った多岐にわたるオリジナル商品が満載のショップです。ぜひ、立ち寄ってみてください。

    店舗情報

    画像: フルーツの名店「新宿高野本店」を訪ねて。月変わりの贅沢パフェにワクワク、知る人ぞ知る本店限定“メロンパン”も必見!|大人のひとり散歩道/カメラマン・石黒美穂子さん

    新宿高野本店 B2F オリジナルフード&ギフトフロア

    住所:東京都新宿区新宿3-26-11 B2F
    営業時間:10:00〜20:00
    電話:03-5368-5151(直通)

    パフェリオ

    住所:東京都新宿区新宿3-26-11 B2F
    営業時間:11:00〜20:00(ラストオーダー 19:30)



    <撮影・文/石黒美穂子>

    画像: 「Tuuli(トゥーリ)」 HANAレーシーバッグ Lサイズ

    石黒美穂子(いしぐろ・みほこ)
    フォトグラファー/MIGO LABO ディレクター。名古屋市出身。雑誌やWEBにおけるライフスタイル系の撮影経験を活かし、2016年に東京都目黒区に「MIGO LABO」をオープン。国内外のハンドクラフト作品を中心に個展や企画展を開催。ライフワークは湯活・サ活、町中華や酒場などをめぐる街散策。

    MIGO LABO 公式サイト:https://www.migolabo.com
    MIGO LABOインスタグラム:@migolabo
    石黒美穂子インスタグラム:@ishiguromihoko



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