簡単につくれるマスクをアレンジしてみました
今月は、マスク生活を楽しめる、また違ったデザインのマスクを考えてみました。友人からいただいたクッキーの袋の、色が気に入ってとっておいたリボンを使ってマスクをアレンジしてみました。基本のマスク本体は、以前ご紹介した「フリル付きポケットマスク」と同じですが、少し小さめにしてみました。
「フリル付きポケットマスク」の記事はこちらです。
リボン付きマスクのつくり方
材料
● 本体用布(リネンやコットンなど) | 19×28cm |
● リボン(綿) | 1cm幅×57cm |
● ゴムテープ | 幅6mm、長さ20~22cmを2本 |
でき上り寸法
横17×縦約13cm
つくり方
1 19×28cmの布を写真のように置き、上下ともそれぞれ5mm折って、さらに5mm折り(完全三つ折り)、ミシンまたは手縫いでなみ縫いをします。
2 次にリボンをつくります。リボンを20cmと37cmに切り分けます。
3 20cmに切ったリボンを、上に1cmはみ出させて1(マスク本体)の外側になる面の左脇から5~6cm内側に置き、写真のように上部を裏側に折り込んで、まち針でとめます。
4 上から約4cmのところまでミシン、またはなみ縫いでリボンを1(マスク本体)に縫い付けます。
5 37cmに切ったリボンを、4で付けたリボンの下に、下端を1cmはみ出させて置き、3と同じように下端を裏側に折りこんで、まち針でとめます。表を向け、下から21cmのところまでをまち針でとめ、ミシンまたはなみ縫いでなみ縫いでリボンを4に縫い付けます(上下のリボンの間は1cm程度あく)。
6 マスク本体の長辺を中表に半分に折り、両端の1cm内側をミシン、または手縫いのなみ縫いをします。その際、リボンが一緒に縫われてしまわないように、本体の真ん中あたりにまち針で動かないようにとめると、縫いやすいです。
7 袋状になった6を表に返します。ポケット(マスクの上方向になります)の入れ口以外の両脇と折り目部分(マスクの下方向になります)にしっかりアイロンをかけて形を整え、リボンを結びます。
8 折り目部分(マスクの下辺)から内側5mmにミシン、または手縫いでなみ縫いをしてしっかりさせます。
※この工程は必ず行う必要なないですが、縫うことでおさえになり、形が崩れにくくなります。
9 脇の真ん中にまち針をうちます。写真のようにまち針から上下約1.5cmのところに、布の重なりが約1cmのタックをそれぞれたたみ、それぞれをまち針でとめます。もう一方の脇も同様にタックをたたみます。
10 布の種類にもよりますが、布が重なったタック(部分)は、厚みがあり固く、針を通すのに力が必要なので、指ぬきを使い、手縫いでとめます。
11 ゴムテープをそれぞれ、両脇のタックのあたりに縫い付けます。
ポケットの中にお気に入りの香りを少しつけたフィルターを入れるのも、おすすめです。
コッツウォルズも小さな秋がやってきました
きれいな透き通る青空の秋晴れが続いているコッツウォルズ。散歩しながら、まだ緑色のどんぐりを見つけたり、壁を這う少しずつ赤色に染まっていくアイビーを見て、季節が秋に入ったのが感じられます。
いまは街のお祭りの時季ですが、今年は残念ながら中止となりました。でも、「こんなときだからこそ!」と、街でかかし祭りが開催されることになりました。
村のあちこちではいま、キーワーカーをモデルにしたかかしが飾られています。いろいろ個性たっぷりのかかしたちが、街の人々を応援してくれているように見えます。
これから、またコッツウォルズの秋を楽しみたいと思います。
<写真・文/コズエ・ガーナー>
コヅエ・ガーナー
神戸市出身。イギリス・コッツウォルズ在住。ソフトファニシング・インテリア、風水インテリアデザイナー。2008年からMisty Interiorをスタートし、ロンドンを中心に活動している。