料理家の飛田和緒さんに、飽きることのないくり返し料理を、教えていただきました。今回は「豚汁」のつくり方を。くり返しつくる料理は、くり返しつくりやすい、シンプルな料理でした。
(『天然生活』2015年7月号掲載)
(『天然生活』2015年7月号掲載)
豚汁のつくり方
季節の野菜をたっぷりと入れて。枝豆はさやごと入れて、吸いながら豆をいただきます。
一杯でさまざまな野菜を食べられる、栄養満点な豚汁です。
材料(4人分)
● 豚バラ薄切り肉 | 120g |
● みょうが、なす、エリンギ | 各1本 |
● おくら | 4本 |
● ズッキーニ | 1/2本 |
● ゆでとうもろこし(軸から外す) | 1/2本分 |
● えのきだけ | 50g |
● かぼちゃ | 1/8個 |
● 枝豆(さやごとゆでたもの) | 8個 |
● だし | 4カップ |
● 味噌 | 大さじ2 |
● 塩、しょうゆ | 各少々 |
● 米油 | 小さじ2 |
つくり方
1 豚肉は2cm幅、おくら、えのきは1cm幅に切る。なすは皮をむいて1cm角、かぼちゃ、ズッキーニ、エリンギも1cm角程度に切る。みょうがは薄い輪切りにする。
2 鍋に油を入れて火にかけ、みょうが、枝豆以外の野菜と豚肉を入れてひと炒めする。
3 だしを加え、全体がやわらかくなるまで煮る。
4 枝豆をさやごと入れ、味噌を溶き入れ、塩としょうゆで味をととのえる。
5 器によそい、みょうがを添える。
〈撮影/川村 隆 取材・文/福山雅美〉
飛田和緒(ひだ・かずを)
1964年、東京都生まれ。高校3年間を長野で過ごし、山の幸や保存食のおいしさに開眼する。現在は神奈川県の海辺の魚がおいしい町で、夫と娘との3人で暮らす。毎日無理なく続けられる、作りやすい食材を使った、シンプルでおいしい料理が人気。著書に、『常備菜』(主婦と生活社)、『飛田和緒さんのかぞくごはん』(小学館)、『飛田和緒の郷土汁』(世界文化社)、『いちばんおいしい野菜の食べ方』(オレンジページ)など多数。2020年11月に『くりかえし料理』の新装版 が扶桑社より発売。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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