(『天然生活』2021年1月号掲載)
リユース素材の布マスク
シンプルながらも、鼻が高く、あごのラインがきれいに見えるよう、試作を重ねてできた布マスク。
使い倒して洗濯を重ねた服やタオルのほうが、新品の布より柔らかいので、肌に触れるマスクの素材に向いています。
素足にはいても滑りがいいストッキングでつくった耳ひもは、肌触りがなめらかで、かなりおすすめ。
How to make
リユース素材の布マスクのつくり方
型紙
実物大の型紙は、*こちらのページ* からダウンロードできます。
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材料
外本体用布 20cm幅 20cmを2枚
内本体用布 15cm幅 20cmを2枚
ストッキング 1枚
ポリエステルミシン糸60番
材料に使った服
写真上のマスク
パンツ、ロゴTシャツ、ストッキング
◇ ◇ ◇
写真下のマスク
ハンドタオル2枚、ブラウス、ストッキング
でき上がりサイズ
約縦13×横21cm
下準備
型紙の外側の線に沿って洋服やタオルなど布を裁断する。
つくり方
※つくり方のなかの数字の単位はすべてcm(センチメートル)です。
1 外本体2枚を中表に合わせ、中心を縫い、縫いしろを割る。内本体も同様に縫う。
2 外本体と内本体を中表に合わせて上端と下端を縫い、表に返す。
3 イラストのように脇を内側に三つ折りし、縫う。
4 イラストを参考にして、ストッキングをカットし、伸ばして耳ひもをつくる。
5 マスク本体の脇にカットしてひも状にした4を通し、好みの長さに結んで余分を切る。結び目は、内側に入れる。
〈デザイン・制作/松井 翠 撮影/松元絵里子 スタイリング/前田かおり イラスト/たまスタヂオ〉
松井 翠(まつい・みどり)
アパレルブランド「pot and tea」デザイナー。家庭科の講師、アパレルメーカーのパタンナー職を経て独立。手仕事のぬくもりを感じるアイテムで多くのファンを魅了する。2021年1/8~2/1に、愛知「クラスカ ギャラリー&ショップ ドー 名古屋店」にてpop up shopを開催予定。
インスタグラム:@potteapot
松元 絵里子(まつもと・えりこ)/撮影
フォトグラファー。ディレクションユニット「WITCHI TAI TO(ウィチタイトゥ)」のメンバー。写真をベースとし、作品集の制作、企業とのプロダクト開発など活動の幅を広げている。
『きみはいつも、おかしなものばかり欲しがってた』を出版販売中
https://witchitaito.stores.jp
instagram: @matsuerico / @matsuerico2 / @witchi_tai_to
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです