• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしを作る。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、ステイホーム期間中に収穫した、ベランダ菜園の野菜たち について語ります。

    故郷の三五八(さごはち)漬け

    緊急事態宣言が発令されて、ステイホームしているところです。

    前回のステイホーム期間は、私自身がコロナに感染して自宅療養だったこともあり、ずっとベッドにいた記憶しかありません。

    そのせいか、この期間をどうやって過ごせばいいのか悩んでいます。みなさんは、どんな風に日々を過ごしていますか?

    前回に比べると、買い占めなどもなく、街は冷静なのかな? という印象ですね。

    私の仕事はですね、なくなったものもあったり、リモート出演に変更になったり、そもそもそんなに仕事も入っていなかったので、ちゃんと稼ぎあるのかしら? という不安がよぎりますが、こんなに時間がある今だからこそ、家で色々やりたいことをやろうと思います。節約しつつ。前回と違って身体も元気ですし!

    ということで、ペットボトルで栽培していた大根を収穫することにしました。希望ではペットボトルいっぱいに、みちみちになるまで育てたかったのですが、これ以上育たないような雰囲気だったので収穫しました。

    画像1: 故郷の三五八(さごはち)漬け

    手のひらサイズで小ぶりですが、一丁前に大根ができていました。かわいく重ねたつもりが、お供え物のようですね。

    さて、これをどうやって食べようかなと考えて、三五八漬けにすることにしました。

    この「三五八漬け」周りの友人たちに聞くと、「知らない。」と言われます。

    はじめは驚きました。私の故郷、福島では知らぬ人はいないお漬物だったからです。

    麹漬けなのですが、スーパーで売っている「三五八漬け」の素を買えば、ちゃちゃっと作れます。

    大根や、にんじん、ラディッシュ、チーズなんかも美味しく漬かります。クセのないあまじょっぱい味わい、香りもキツくなくて、お茶請けにも、おかずにもぴったりです。

    画像2: 故郷の三五八(さごはち)漬け

    何より作り方が簡単です。タッパーに「三五八漬け」の素を入れ、そこに指定されている量の水を加えてよく混ぜて、あとは好きな野菜を入れるだけ。

    簡単なのに美味しいので、私は冷蔵庫で余っている野菜なんかを適当に突っ込んでいます。

    大根の他にニンジンも育てていたので、それも一緒に入れました。ちゃんと間引きをしなかったので、小さいニンジンしか育たなかったのですが、それは次回への課題です。

    この期間中に、春先に植える野菜を考えたりするのも楽しそうだなと思ってきました。

    葉物やジャガイモは絶対育てたいです。

    今年は果物にも挑戦しようかな、なんて色々想像していたら、あら不思議。ステキな春が見えてきました。

    画像3: 故郷の三五八(さごはち)漬け


    画像4: 故郷の三五八(さごはち)漬け

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。




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