• スーパーやコンビニで、いつもの買い物ついでに、ついつい買っちゃうおやつ。昔からずっと好きだったあの味、いま見てもかわいいパッケージ。無意識に選んでいるようでいて、そのおやつの先には大切な思い出や、忘れられないエピソードがありました。今回は、イラストレーター・網中いづるさんのセブンプレミアム「いか天&のり天」のお話。

    香ばしい、ふたつの組み合わせ〈いか天&のり天〉

    「あ、終わっちゃった」くらいのちょうど良さ。

    「私自身はお酒を飲まないのですが、両親がお酒好きで、幼少期から一緒におつまみを食べて育ってきました。特にエビ、タコ、イカなどの魚介系を父親が好んで食べていたので、その影響が大きいのかな。イカの姿フライは駄菓子屋さんでもよく買っていましたし、韓国のりも好き。日頃から、おつまみ系のおやつを選んで買うことが多いです」(網中いづるさん)

    魚介系の料理も基本的に大好きだという網中さん。冷蔵庫にはいつもなにかしらストックしているんだそう。

    いか天とのり天、分けてみたらこんなバランス。

    「よくないよな~と思いつつ、夜型で仕事をしているのですが、そうなると夜中に小腹が空いてくるんです。その休憩中にメールチェックをしながら食べたり、ダイニングに移動して食べたり。ほうじ茶を合わせて飲むことが多いのですが、お茶のカップもコーヒーのカップも同じトレイに置いているんです。いろんな飲み物を飲みながら仕事をするのが好きなんでしょうね。柚子菓子の店が近所にあるのですが、そこで柚子の果汁を買って、お湯割りにしたものを一緒に飲むこともあります」

    甘いものよりも、断然しょっぱいもの派の網中さん。

    この〈いか天&のり天〉は、夜中に食べても「あ、終わっちゃった」というくらいのボリューム感がちょうどいいとお話しされていました。

    売れ筋商品×2のベストな組み合わせ。

    「揚げ珍味の売り上げ上位商品が、いか天とのり天だったことを踏まえて、2種のミックス商品をつくったのがこの商品です。飽きのこないよう、食感違いのふたつを合わせています」(セブン&アイ・ホールディングス 広報担当)

    セブンプレミアムのおやつは、おいしいこと、安心安全なこと、そして差別化されていることが発売の前提だそう。“プライベートブランド” ではなく、セブンプレミアムとしてのこだわりがぎゅっと詰まった “プライドブランド” として、1品1品開発していらっしゃいます。

    画像: 発売当初のパッケージ(画像提供:セブン&アイ・ホールディングス)

    発売当初のパッケージ(画像提供:セブン&アイ・ホールディングス)

    そんな〈いか天&のり天〉は、2016年から発売され、2020年1月にリニューアル。

    「お客様からの意見を参考に、よりサクッとした食感にしたんです。また、油っぽさも改善しています」

    パッケージも発売当初のものと見比べると、まったく違って面白い! 現在のパッケージの方が、油っぽさが軽減された、さわやかな印象を受けます。

    するめ好きにはたまらない「いか天」と、ごま油の風味が香ばしい「のり天」。ついつい手が止まらなくなるおつまみ系おやつ、お酒と合わせますか? それともお茶?

    いか天&のり天

    ■ 内容量 25g

    ■ 価格 100円(税別)

    ■ メーカー セブンプレミアム 公式HPを見る



    〈撮影/山田耕司  取材・文/山下あい〉

    網中いづる(あみなか・いづる)
    1968年生まれ。アパレル会社勤務を経て2002年にイラストレーターとして独立。エディトリアルの仕事を中心に、ファッションブランドへのデザイン提供など幅広く活動する。1999年ペーター賞、2003年TIS公募プロ部門大賞、2007年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。装画に『完訳クラシック 赤毛のアン』シリーズ(講談社文庫)、『プリンセス・ダイアリー』シリーズ(河出書房新社)、絵本『むく鳥のゆめ』(浜田廣介・作/集英社)、『ぞうの せなか』(秋元康・作/講談社)、『アンデルセン童話 赤いくつ』(角田光代・文/フェリシモ出版)ほか多数。



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