• 毎シーズン、その年らしい流行りのアイテムというものが出てきます。目新しいアイテムもあれば、じわじわ浸透してきて流行りのアイテムとなるものや、着慣れている定番のものが流行りのアイテムとなることも。今月は、今年らしいアイテムの、大人の女性としての着こなしを考えていきます。今回は、ビッグシルエットのブルゾンです。

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    ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。

    スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。

    今年らしいアウター「ビッグシルエットのブルゾン」を着こなす

    今年らしい春のアウターと言えば、オーバーサイズのブルゾンでしょうか。

    幅にゆとりがあるものはもちろん、デニムジャケットや、フードブルゾンなど、長さが出て縦にもビッグサイズとなるものが多く出ています。

    画像: 今年らしいアウター「ビッグシルエットのブルゾン」を着こなす

    今回はこの、ベージュのフードブルゾンを使って着こなしを考えていきます。

    長め丈のオーバーサイズのブルゾンは、腰まわりがスッキリのボトムスと合わせるとバランス良く着こなせます。

    かといって細身すぎるパンツはNG。大人の女性が、いまの着こなしをつくるには適度なボリュームも必要。マニッシュなフードブルゾンなので、スカートを合わせ、フェミニンさも加えたいところです。

    ◆フレアシルエットのワンピースと合わせる

    画像1: すべてスタイリスト私物

    すべてスタイリスト私物

    腰まわりにボリュームの出ない、落ち感のあるフレアシルエットのワンピースと合わせます。

    ブルゾンの衿元のボタンを留め、下に向かって広がっていくシルエットに合わせ、バランスを整えます。ワンピースとシューズの色をそろえ、スッキリした着こなしに。

    ◆まっすぐシルエットのタイトスカートと合わせる

    画像2: すべてスタイリスト私物

    すべてスタイリスト私物

    まっすぐシルエットのタイトスカートとも相性◎。シンプルなロゴTシャツとスニーカーで、テイストのバランスを整えます。

    肩を抜きすぎる必要はありませんが、前に来るとおしゃれ度がマイナスになってしまうので、肩のラインは気持ち後ろに。

    次回のアイテムは、スウェットシャツです。



    <スタイリング/植村美智子 撮影/林 紘輝>

    画像: ◆まっすぐシルエットのタイトスカートと合わせる

    植村 美智子(うえむら・みちこ)
    大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
    https://uemuramichiko.com/

    Liltin' ファッションコーディネートサービス
    https://liltin.com/

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