• 本格的なスパイス使いを覚えて、夏を健康的に乗り切りませんか? マバニ・マサコさんに、暑い夏に飲みたい、スパイスのきいた、アイスチャイラテを教えていただきました。

    マバニ家の「アイスチャイラテ」のつくり方

    漢方やアーユルヴェーダ的には冷えた飲み物は飲まない方が良いとされていますが、それでも蒸し暑い日本の夏には冷たい飲み物を飲みたくなりますね。

    そんなときにとても便利なのが、このレシピです。冷蔵庫で2日程度保存できますので、多めに作って保存容器に入れ冷蔵庫で冷やしておけば、飲みたくなった時にいつでも牛乳で割るだけですぐに飲めます。

    材料(3人分)

    ● A
    ・カルダモン6個
    ・クローブ8個
    ・シナモン1本(10cm程度)
    ・黒胡椒5粒
    ・生姜5g
    ● レモングラス1/3本
    ● 紅茶(アッサム)大さじ1
    ● グラニュー糖大さじ2
    ● 牛乳好みの量
    画像: マバニさんはアッサムのCTC製法の紅茶を使用

    マバニさんはアッサムのCTC製法の紅茶を使用

    準備

    スパイスと生姜は麺棒の先で叩き潰しておく。

    つくり方

     鍋に水500mLとAを入れ中火で加熱する。 

     鍋の中の水分量が半分ほど(中火で沸騰してからおよそ5分)になったら、火を止めて紅茶も加え蓋をして2分待つ。

    画像1: つくり方

     グラニュー糖も加え中火で2回ほど鍋縁まで沸騰させる。(鍋縁まで沸騰する寸前に火を弱めることを2回繰り返す)

     氷の入ったグラスに好みの量の牛乳を注ぎ、茶漉しで濾したの紅茶を加える。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

    材料のおはなし:レモングラス

    レモングラスは生があった場合のみ使ってください。手に入らなかった場合には入れなくても大丈夫です。

    レモングラスが入ったチャイは、主人の祖父母の家のオリジナルで、レモングラスの爽やかな味が加わり、特に日本の夏にはリフレッシュ感が心地よく召し上がれます。

    本来は庭で摘んだ勢いの良いレモングラスの生葉を数本ほど折って加えますが、日本で市販されているものは香りが優しいので、私は茎を使うようになりました。

    生の葉を使う場合には、葉を細かく折り曲げ傷をつけてから、多めに加えてください。

    画像5: つくり方
     

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    〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

    画像6: つくり方

    マバニ・マサコ
    インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。

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