• 本格的なスパイス使いを覚えて、健康な体で夏を乗り切りませんか? マバニ・マサコさんに、スパイスのきいた、白身魚のフライを教えていただきました。いつもと違うお魚のフライを、おつまみとしていかがでしょうか。

    マバニ家の「白身魚のスパイスフライ」のつくり方

    画像: マバニ家の「白身魚のスパイスフライ」のつくり方

    魚をスパイスで絡め衣をつけて揚げたものです。

    このスパイスフライには、少量のワインビネガーを入れますが、これによりスパイスの香り・魚の味・衣の美味しさが一体となり、より美味しく仕上がります。

    魚の種類は、白身魚がオススメです。ここで使った魚以外でも、それぞれの旬に手に入った魚や鶏ムネ肉・ササミなどでお試しください。

    材料(二人分)

    ● 白身魚の切り身(すずきなど)大2枚
    ● 生姜・ニンニク(ともにすりおろし)各大さじ1
    ● A
    ・ベサン粉(ひよこ豆の粉)大さじ2
    ・天ぷら粉大さじ2
    ・ターメリックパウダー小さじ1/2
    ・コリアンダーパウダー小さじ1
    ・チリパウダー小さじ1
    ・クミンパウダー小さじ1/2
    ・ガラムマサラ小さじ1/4
    ・チャットマサラ(あれば)小さじ1
    ・塩小さじ1/2強
    ・ワインビネガー(白)小さじ1
    ・水大さじ4
    ● 植物油揚げ焼き用として必要な量
    画像: 材料(二人分)

    準備(魚)

    魚は骨を除いて好みの大きさに切り大きめのボウルに入れ、生姜とニンニクも加え混ぜておく。

    画像: 準備(魚)

    つくり方 

     準備した魚にAを加え混ぜる。

    画像1: つくり方

     170度に熱した油で、揚げ焼きにする。

     皿に盛ったら、コリアンダーチャッネなどを添えて召し上がれ。

    美味しく作るために:
    ・スパイスの絡んだ衣を楽しむために、できる限り骨は取り除くか、ないものを使うと良い。
    ・衣はベットリと魚にまとわりつく程度の硬さが良い。

    ベサン粉がなかった時には:
    ベサン粉はヒヨコ豆を粉にしたもので、独特な香ばしい味が特徴です。もしなかった場合には、ご自宅にある粉で代用してください。それぞれの粉により、また違った食感と味が楽しめます。

    画像2: つくり方
     

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    〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

    画像3: つくり方

    マバニ・マサコ
    インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。

    新刊『西インド料理はおもしろい 食文化とともに味わう、本格カレーとスパイス料理』を発売中。

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