料理家の長谷川弓子さんに、栗のすり流しのつくり方を教えていただきました。栗の風味を丸ごと味わえるすり流しは、ミキサーを使えば簡単につくることができます。使う栗によって粘度が異なるので、とろみは様子をみて加えてみてくださいね。
(『天然生活』2015年2月号掲載)
(『天然生活』2015年2月号掲載)
栗のすり流しのつくり方
材料(2人分)
● 栗(殻つき・中粒) | 8個(200g) |
● だし汁(昆布) | 400mL |
● 豆乳 | 50mL |
● A | |
・みりん | 小さじ1/2 |
・薄口しょうゆ | 少々 |
・塩 | 小さじ1/3 |
● 片栗粉 | 小さじ1(水小さじ2で溶く) |
● 絹ごし豆腐 | 少々 |
● 青のり | 少々 |
つくり方
1 栗は鬼皮と渋皮をむき、小さく切り分ける。
2 小鍋に1とだし汁を入れて火にかけ、栗がやわらかくなるまで煮たあと、ミキサーにかける。そのあと、目の細かいざるなどで、一度こす。
3 2に豆乳を加えて火にかけ、Aで調味し、水溶き片栗粉を少しずつ加え、とろみをつける(様子をみて加減する)。
4 器に汁をよそい、1cm角に切った豆腐を浮かべ、青のりをかける。
〈撮影/村林千賀子 取材・文/大野麻里〉
長谷川弓子(はせがわ・ゆみこ)
料理研究家、栄養士。東京・赤坂の「柳原料理教室」のアシスタントとして日本料理を勉強したあと、独立。確かな技術に基づいた日本料理に定評がある。現在、聖徳大学短期大学部准教授。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです