• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしを作る。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、授乳中に飲むカフェイン控えめのお茶を探します

    この世はカフェインだらけじゃないか……

    画像1: この世はカフェインだらけじゃないか……

    いろいろなお茶を飲んでいます。

    授乳中はカフェインを控えた方がいいらしいですね。今はカフェインレスのコーヒーも、スーパーで当たり前に売っているのでありがたいです。

    とはいえ、カフェなんかで少しお茶したい時、カフェインレスの飲みものはジュースだけです。というお店も多く、「甘くないものが飲みたいんだよなぁ、でもちょっと外でお茶したいんだよなぁ。」という気分の時は、カフェは諦めて公園のベンチでペットボトルの水なんかを飲んでいました。

    それが少しげんなりしちゃうんです。

    いや、1日2、3杯くらいは普通にコーヒー飲んで大丈夫なんです。でも、なんかここまできたら意地になっているというか。これはいけない。ならば、楽しみながら、罪悪感なく飲めるお茶を色々探してみようと思い立ちました。

    妊娠するまで知りませんでしたが、普通の緑茶とか紅茶とかにもカフェインって含まれているんですね。

    この世はカフェインだらけじゃないか。と、また大げさに騒ぎそうになりましたが、探すとあるある。いいのがあるある。

    それが「カフェインレスどくだみほうじ茶」でした。

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    人形町にお茶のお店があって、水天宮にお参りに行った帰りに寄ってみたんですね。夏にお店でこれの冷茶を飲んで、それが美味しかったのが衝撃だったのです。

    どくだみと言えば、ばあちゃんの家の裏に生えている臭い臭い草。

    やたら薄暗い所に生えているし、臭いし、なんか魔女が使いそうな草だなぁと思ってから、得意の想像力が悪い方に発動してしまい、幼い私は見るのも嫌になって、そこを通る時は鼻をつまんでダッシュで逃げていました。

    それが月日を経て好きになってしまうなんて。ますますばあちゃんに近づいているんだなと、誇らしいです。

    私は元々少しクセのあるお茶が好きだったのもあるんですが、この「どくだみほうじ茶」、ほうじ茶がブレンドされているからか飲みやすい仕上がりです。

    ばあちゃん家のどくだみ。もしかしたら乾燥させてお茶にしていたのかもしれません。だとしたら、どくだみを自分で育てた方がお得でしょうか?

    ベランダ菜園ではハバネロが育っているだけで、プランターもまだ余っています。どくだみを育てたら虫も来なそうだし、放っておいても育ちそうでいいですよね。って、趣味でハバネロとどくだみ育てていますって、それこそ魔女みたいじゃありません?

    でもそういえば、ばあちゃんってどことなく魔女っぽい雰囲気あったような気がします。知恵のあるご婦人はみんな魔女なのかも。ならば私は魔女になりたいのかも。

    なんて思って「どくだみほうじ茶」をすすりながら、おまじないブックを取り出してみました。

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    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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