掃除の面倒をなくすためのヒント
整理収納コンサルタントの本多さおりさんですが、面倒なことは嫌いだそう。
掃除が面倒になるのは、たとえばこんなとき。
台所道具を見せる収納で引っ掛けて収納したものの、使わないものまで出しっぱなしにする→ほこりがたまる
使わないおもちゃが床や部屋のあちこちに→どかさないと掃除ができない
汚れが気になっても、掃除用具が近くにない→取りに行くのが面倒で見ないふり
「面倒」にならない工夫を、本多さおりさんのお家で教えていただきました。
大事なのは、一軍のみを出すこと。
だからといって、好きなものも飾りたい。
飾るルールはたったひとつ
そんな本多さんの家にもお気に入りを飾っている場所がありました。
飾るルールは、ひとつ。
「飾っていい場所は1カ所だけ」
本多さんの飾っていい場所は、キッチンと続いたところにある仕事スペースの上の棚だけ。それが、今回の表紙の写真です。
机の上に棚をつくって、なるべく机に直接ものを置かないようにするのも、すっきりと暮らすヒントです。
寒い日が続き、家で過ごす時間が多いいまの時季、片づけするのにもおすすめです。よろしければご覧くださいね。
カメラマンの砂原 文さん、ライターの工藤千秋さん、そして教えてくださった本多さおりさんに、
心から感謝を込めて。
※ 本多さおりさんの記事「掃除が楽になるものの選び方・置き方」は、『天然生活』2022年3月号、P.32~36に掲載されています
〈撮影/砂原 文〉
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本多さおり(ほんだ・さおり)
生活重視・ラク優先の整理収納コンサルタント。暮らしをラクにまわす仕組みづくりを提案。新刊は『私をあたらしくする51のこと』(大和書房)。
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