• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。今回は、待ちに待ったシルバニアファミリーの展覧会に出かけます。

    まるで自分がシルバニアの世界に入り込んだように

    先日、松屋銀座で開催されている展覧会、「シルバニア村のおいしい時間」に行ってきました。

    シルバニアファミリーはエポック社で販売されているドールハウス遊びのおもちゃで、お家やお店や家具、動物たちのお人形などがあって、その精巧な作りに乙女心が揺さぶられます。

    そんなシルバニアの「おいしい時間」をテーマにした展覧会。ピクニックやケーキを囲んでいる風景が見れたり、ドールハウス作家さんたちとのコラボなどなど楽しみがいっぱい。シルバニア好きの私は、首を長くしてこの日を待っていました。

    画像1: まるで自分がシルバニアの世界に入り込んだように

    到着すると、入り口からもうたまりませんでした。

    ちっちゃい動物さんの、おっきいのがいる。何を言っているのか分かりませんね。その、つまり、いつもは手のひらに収まる大きさのお人形が、大きくなってそこにいて、それはまるで、私がシルバニアの世界に入り込んだように感じられる夢の空間だった。というわけなんです。

    マスク越しに聞こえてくる、来場者のみなさんの「わぁ……かわいい……」という呟きに胸が躍ります。思わずため息がもれてしまうんですよね。

    私の周りにはこの想いを共有できる人がいないのですが、この日ばかりは同士だらけ。という状況にも興奮してしまいました。

    シルバニアの家具やお家は、そのままでもクオリティが高くて素晴らしいのですが、今回の展示ではドールハウス作家の方のコラボ作品が並んでいました。

    画像2: まるで自分がシルバニアの世界に入り込んだように

    それがどれもこれも想像力豊かで、隅々までかわいらしくて、ずっと見ていられるくらい繊細で、物語りに満ちていて、感動しました。この瞬間を切り取っただけで、この後もお話が続いていくように見えるのです。私もいつか作ってみたいなぁと、新たな夢ができました。

    私は以前、大量に持っていたシルバニアのグッズを、保育園や、お友達の子どもにほとんどあげてしまいました。唯一、初めて両親に買ってもらった物だけ手元にあって、娘が大きくなったら一緒に遊ぶのを楽しみにしているのですが、どうやら今日から爆買いの予感です。

    久しぶりにシルバニアをチェックしたら、ますます進化していて、私のハートを鷲掴み。「いずれ娘のものになるし。」という、素晴らしい言い訳を盾に、これからはなりふり構わず、いっぱい集めていこうと決めました。だって、かわいいのだもの。人間だもの。

    この展覧会の期間中は、松屋銀座のカフェで、シルバニアのコラボメニューなんかもあるようなので、また足を運びたいなと思っています。

    会場で爆買いしてきたシルバニアのグッズを並べて、これからの「私のシルバニア」を妄想すると……どうしましょう。ニヤニヤが止まリません。

    画像3: まるで自分がシルバニアの世界に入り込んだように


    画像4: まるで自分がシルバニアの世界に入り込んだように

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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