• これから先の人生を健やかに過ごすためにも、料理の塩分を意識してみませんか? 料理研究家の藤井恵さんは、低塩料理は薄味と思われがちですが、酸味や香り、香ばしさを生かせば十分においしくなりるといいます。そんな藤井さんの著書『塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』から、汁なし担々麺を紹介します。

    汁なし担々麺のつくり方

    1人分465kcal 塩分1.1g

    ピリッと辛い肉みそは麺との相性抜群。汁がない分、味つけを集中できるのもメリットです。

    材料(2人分)

    ● 豚ひき肉(もも)150g
    ● 酒大さじ1
    ● 赤唐辛子(小口切り)2~3本
    ● 塩分不使用うどん(乾麺)180g
    ● 水1/2カップ
    A
    ● 練り白ごま大さじ2
    ● みそ、酢各大さじ1
    B
    ● にんにく、しょうが(各すりおろす)各1かけ
    ● 万能ねぎ(小口切り)4本
    ● 粉山椒小さじ1/3~1
    ● ラー油小さじ1/2

    つくり方

    1 ひき肉は酒をふり混ぜる。赤唐辛子はぬるま湯に浸して戻し、水気をふく。うどんは表示どおりにゆで、ザルに上げて水気をきる。

    2 フライパンに1 のひき肉、赤唐辛子を入れて中火にかけ、炒りつける。肉がパラパラになったら分量の水を注ぎ、煮立ったら弱火で2~3分煮る。

    3 を混ぜ合わせ、2 の煮汁を加えて溶きのばして2 のフライパンに戻し入れ、を加えてひと煮する。

    4 器に1 のうどんを盛って3 をかける。万能ねぎを散らして粉山椒、ラー油をかける。

    適塩ポイント

    画像: 適塩ポイント

    仕上げに万能ねぎ、粉山椒、ラー油のトリオでパンチをつけると、肉みそのみその量は少なめでも満足できる味になる。

    いつも使っている調味料の塩分はどれくらい?

    調味料に含まれる塩分の量を把握すれば、調理の際や食べるときに塩分の加減がしやすくなります。まずは塩分量を意識することが、適塩生活への第一歩です。

    画像1: いつも使っている調味料の塩分はどれくらい?

    <監修/島田和幸 料理/藤井 恵 スタイリング/池水陽子 栄養計算/亰須 薫 撮影/山田耕司 取材・文/城石眞紀子>


    画像2: いつも使っている調味料の塩分はどれくらい?

    藤井 恵(ふじい・めぐみ)
    料理研究家、管理栄養士。雑誌、書籍、テレビなどで、簡単でおいしく、体にも優しい料理を日々を提案している。愛娘2人に15年つくり続けたお弁当のレシピも人気。著書に『身体に優しい長生きスープ』『プラスでおいしく! 鶏むね88レシピ』『2品同時にハイ!でき上がり 超速!レンチン弁当』(すべて扶桑社)など多数

    島田和幸(しまだ・かずゆき)
    新小山市民病院理事長・病院長、自治医科大学名誉教授。専門は循環器内科学、老年病学、高血圧の成因と治療、動脈硬化、血栓止血学、著書・監修書に『高血圧 自力で下げる!血圧対策の名医が教える 最新1分体操大全』(文響社)など

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    画像: 藤井恵さんの、塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ|汁なし担々麺

    『適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』(藤井恵・著/島田和幸・監修)

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    いつまでも元気で楽しく過ごすために、食事でとる塩分は気にしたいもの。この本では塩分をひかえてもおいしい料理ができる“適塩ポイント"とともに、78レシピを紹介。簡単でつくりやすく、ものたりなさも感じないまさに革命的な料理が満載です。



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