• 今月の表紙は、料理家の真藤舞衣子さんがつくる、「夏のつくりおき」。夏のおいしさを味わう4種類のつくりおきは、鮮やかな色が見た目にも楽しげです。

    真藤舞衣子さんの「夏のつくりおき」

    今回は、夏野菜のつくりおき4種と、それを使ったふたつの献立を教えていただきました。

    表紙の一枚の「夏のつくりおき」は、「いんげんのガーリック炒め」「焼きパプリカのマリネ」「セミドライトマトのオイル漬け」「とうもろこしと枝豆のバターソテー」。どちらも元気をもらえそうなハッとする色合いです。

    いんげんのガーリック炒めは、しっかりとナンプラーを効かせています。保存が効きますし、調味料の代わりにもなります」と真藤さん。

    画像1: 真藤舞衣子さんの「夏のつくりおき」

    ほかの野菜とあえたり、ごはんと炒めたりするときも、いんげんのガーリック炒めをそのまま加えることで塩を追加せずに済むので、減塩になります

    「一番よくつくるのは」とお聞きすると、セミドライトマトのオイル漬けとの返答が。

    画像2: 真藤舞衣子さんの「夏のつくりおき」

    「仲間とお酒を飲むときの、おつまみに喜ばれます」

    漬けるときのオイルはお好みのものでよいのですが、オリーブオイルと米油を1:1でつくると、和洋どちらにも使いやすくてよいのだそうです。

    4種類のつくりおきを使用して組み立てていただいた献立は、「メカジキのグリルをメインにしたパンプレート」と、「ビリヤニ風炊き込みごはんのプレート」。

    画像: メカジキのグリル セミドライトマトソース/2種のタルティーヌ/いんげんとゆで卵のポテトサラダ

    メカジキのグリル セミドライトマトソース/2種のタルティーヌ/いんげんとゆで卵のポテトサラダ

    画像: ビリヤニ風炊き込みごはん/パプリカのライタ/いんげんのガーリック炒め

    ビリヤニ風炊き込みごはん/パプリカのライタ/いんげんのガーリック炒め

    お昼ごはんにつくってみてはいかがでしょうか。

    レシピを教えていただいた真藤舞衣子さんに感謝を込めて。

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    真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
    料理家、発酵研究家。東京都生まれ。祖母と母の影響を受け、幼いころから発酵食をはじめとするさまざまな料理に興味をもつ。近著に『発酵美人のなりませう。』(宝島社)。

    ※ 真藤舞衣子さんの記事「夏野菜のつくりおきで ワンプレート献立」は、『天然生活』2022年7月号、P.64~67に掲載されています



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