(『天然生活』2020年7月号掲載)
食器棚を夏の装いにリフレッシュ
りんご箱を積み重ねた食器棚の中には、旅先で買い集めた器や道具がずらり。
「ときどきは並べ替えて気分転換をします」というminokamoさんと一緒に、夏に向かって食器棚を見直しました。

「器好き、民芸好き」なminokamoさんの食器棚。りんご箱と古材の天板を組み合わせたオープンな収納は、湿気もこもらず見渡せるので使いやすい。
「夏用の器をそろえるなんて気軽にはできませんが、手持ちのものでも夏らしい組み合わせにできます。たとえば、そう麺を食べるガラスの器がなくても、漆椀でも涼しげに見えるんですよ」
minokamo家でも、涼しげな色合いの手ぬぐいをランチョンマット代わりにしたり、ガラスのコップを器にしたり、小物使いで夏らしいテーブルを楽しんでいるそうです。
「以前の住まいは1階にあって湿度も高く、梅雨には布類が湿気ないように配置換えをしていました。この時季に食器棚の見直しをしながら風を通したり、ついでに掃除をしたりすると、気分よく夏を迎えられそうですね」
衣替えをするように、手持ちの器や小物も夏仕様に
衣服の衣替えをするように、食器棚の中を夏モードに。
手持ちのもので、できることを探してみましょう。
手持ちの器を再点検

食器棚から器を外に出して、夏らしく使えそうなものをチェック。
ついでに配置換えをしたり、食器棚の中を掃除したり、整理整頓をしても。
布を夏仕様に

ランチョンマットなどの布を替えるだけでもテーブルはグーンと夏らしく。
さわやかな模様の布を、出し入れしやすい位置に並べ替え。
食器棚の上の飾りを替える

食器棚の上の飾りは、定期的に模様替えをするというminokamoさん。
ガラスのアイテムや青いプレートで、涼しげなディスプレイに。
酒器を夏仕様に
〈Before〉

↓ ↓ ↓
〈After〉

家族との乾杯の時間が日々のお楽しみ。
その日の気分で選んでいる酒器は、冬の熱燗用から、夏の冷酒用に入れ替えを。
* * *
<スタイリング・撮影/minokamo 構成・文/石川理恵>
minokamo(みのかも)
岐阜県美濃加茂市出身にちなんだ名前で活動。「ごはんで町を元気に」をテーマに、地域の食材を生かした料理を提案するほか、各地の郷土料理を取材している。
公式サイト:http://minokamo.info/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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