(『暮らしの図鑑 紙もの』より)
おすそ分けラッピングやコラージュ作品に使ってみる
「小さな頃からシールや紙ものを 集めるような子どもでした」と話すオギハラさんは、雑貨店 stock の店主。
世田谷にあるお店には、国内外でオギハラさんのお眼鏡にかなった紙ものやラッピング資材、雑貨などが所狭しと並びます。
紙もの好きにとってはたまらない空間ですが、ついつい買いすぎてしまうのはどうしたらいいのでしょうか……?
「紙ものは買ったらコレクションして使わない人と、どんどん使っていく人と両極端に分かれると思います。かわいいから使えない! と引き出しに入れたり出したりして眺めて、というのを楽しむタイプの人。もう一方の使う人は、お菓子など食品のおすそ分けラッピングに紙ものを使っている方が多いですね。人にプレゼントして、ラッピングもかわいいと喜ばれてまた買い足したり」
オギハラさん流、ラッピングのアイデア
オギハラさんは、マスキングテープやタグ、シールなどを使った、キッチュでかわいいラッピングアイデアをたくさん提案しています。
たまった紙ものを使いたいけど、どう使ったらいいの? という人は、ぜひアイデアを真似てみて。
コラージュでカレンダーを制作
そしてラッピングともうひとつ、紙ものが活躍するのがコラージュです。オギハラさんはカモ井加工紙さんとのコラボプロジェクトを手掛けるなど、コラージュ作家としても活躍中。
みなさんもかわいい紙ものでオリジナル作品を作ってみては。
本記事は『暮らしの図鑑 紙もの』(翔泳社)からの抜粋です
<撮影/安井真喜子 監修/高木芳紀>
オギハラナミ
コラージュ作家。経堂すずらん通りにある雑貨店stock店主でもある。キッチュでパンチの効いた国内外の雑貨や文具、ラッピング素材などを集め販売している。著書に『雑貨&フード ラッピングブック』(誠文堂新光社)、『ラッピングアイデアブック』(朝日新聞出版 )など。
インスタグラム:@stock_namiogihara
ツイッター:@ogiharanami
高木芳紀
1971年名古屋生まれ。世の中にない新しいノートを創出するノートプランナー。商社勤務の後、渋谷の老舗文具店つばめやに転職、通販部門を中心に担当。2017年に名入れノベルティ事業を継承、ノウト(ノベルティ研究所 )を設立。文具ノベルティグッズの企画販売および文具雑貨のメーカーとして活動中。クラウドファンディングを活用し、各方面とコラボしながら文具を製品化する手法で、クリエイター Mozu 氏の錯視トリックノート「NOUTO」、万年筆にも相性の良いジャーナルノート、ノンブルノート「N」などを発売。ライフワークとして 2012年より文具祭り・文具朝活会を主催。文具系ワークショップのフェス、WorkShopHoliday などイベントを多数開催している。扶桑社『文房具屋さん大賞』審査委員長。
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