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ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
秋冬の深みある落ち着いたグリーン
今月は、私が素敵だと思うグレートなアイテムたちを、色ごとに紹介しています。
たくさん出ていた春夏のグリーンも素敵でしたが、秋冬の落ち着いた深みのあるグリーンもたまりません。
グリーン好きにはたまらない季節は続きます。
◆enrica カーキモヘアニット
肩の部分がシアーなカーキ系ミックスのモヘアニット。
プレスルームで一目ぼれし、袖を通して、さらに、ほれ込みました。
少しショートな着丈、身幅のゆとり、袖のボリューム、すべて文句なしです。
ネックのラインとシアーな部分との関係性も絶妙で、キャミソールに重ねれば、フェミニンに。
Tシャツに重ね、衿元から白を効かせれば、少しマニッシュに。
いろいろな着こなしが楽しめそうです。
◆Véritécoeur キミドリギャザーパンツ
キミドリ色のギャザーパンツ。
白っぽい明るい色と合わせても、黒っぽい重たい色とも合わせても、おしゃれな雰囲気が出やすい絶妙なグリーンです。
そんなつもりはなくても、どうしても重くなってしまいがちな寒さのある季節のコーディネート。
そこに軽さをプラスしてくれる、貴重なアイテムになるはず。
オールシーズン活躍させられそうなのも魅力です。
◆manipuri ハーベストフェスティバル剣先スカーフ
合わせられる色が多く、とても優秀な色柄のスカーフ。
ブラック、ブラウン、ベージュ、グレー、そして、オレンジやグリーン、イエローとも好相性。
1枚持っていれば、大いに活躍してくれるはずです。
そしてこの剣先タイプと言うのもポイント。
スカーフを難しいと感じている人は多く、買ったのはいいけれどまったく使えていない……という話をよく耳にします。
この剣先タイプは、そのままクルッと巻けばいいので、まず最初につまずく畳み方の過程を難なくこなしていくことができます。
細い方は頭に巻くのにもぴったり。
1回巻きでスカーフの先を長く垂らすのもいいですが、私的には、2回巻きさせるのがおすすめ。
ちょうどいいボリュームが出て難しくなく決まります。
次回は、ブラックのアイテムです。
【問い合わせ先】
◆ ヴェリテクール|092-753-7559
http://online.veritecoeur.com/
◆エンリカ|03-3835-4672
https://shop.enrica.jp/
◆マニプリ
https://manipuri.jp/
<スタイリング/植村美智子 撮影/林 紘輝>
植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
https://uemuramichiko.com/
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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