天然生活 最新号

固形石鹸が改めて見直されています。でも、小さくなってくると使いづらいというお悩み、ありませんか? 小さくなった固形石鹸を使い切る方法をご紹介します。
(『暮らしの図鑑 エコな毎日』より)

小さくなった石鹸ってどうしても使いにくい。

そんな時はガラス瓶に入れて取っておいてください。無駄なく使い切る方法があります。

小さくなった固形石鹸を無駄なく使い切る方法

 石鹸袋に入れて使う

画像1: 小さくなった固形石鹸を無駄なく使い切る方法

小さな石鹸はまとめて石鹸袋に入れるとよく泡立ちます。

麻の石鹸袋がナチュラルでおすすめ。そのままボディタオルとしても使えます。

使用後は風通しのよい場所に吊るしておくだけ。

 食器洗いやキッチンのお掃除

画像2: 小さくなった固形石鹸を無駄なく使い切る方法

小さくなった石鹸はまとめて溶かして「プルプル石鹸」として活用。油汚れがスッキリ落ちますよ。

作り方は、石鹸を小さくカットしてフタつきの空き瓶に入れ、お湯を注ぎます。電子レンジで様子を見ながら温め、完全に溶かして完成。

できたてはサラサラの石鹸水ですが、時間が経つとプルプルと弾力が出てきます。

画像3: 小さくなった固形石鹸を無駄なく使い切る方法

食器洗いのほか、コンロや換気扇のお掃除に。汚れになじませて、濡らした布で拭き取るだけで油汚れが簡単に落ちます。

 芳香剤の代わりに

画像4: 小さくなった固形石鹸を無駄なく使い切る方法

小さくなった石鹸はガーゼに包んでクローゼットに。サシェ(香り袋)として使えます。

瓶に入れて、フタをせずに置いておくだけでもいい香りです。

本記事は『暮らしの図鑑 エコな毎日』(翔泳社)からの抜粋です

<写真・文/プラなし生活>


中嶋亮太(なかじま・りょうた)
生物海洋学者。博士(工学)。海洋関連の大手研究機関で海洋プラスチック問題について研究を行う。著書に「海洋プラスチック汚染 『プラなし』博士、ごみを語る(岩波科学ライブラリー)」(岩波書店)などがある。

古賀陽子(こが・ようこ)
プラなし生活実践中の主婦。電機メーカーの技術職として勤務したのちフリーランスに。海洋プラスチック汚染の深刻な実態を知り、主婦業の傍らプラスチックフリーなアイテムやヒントを広める活動を行なっている。

プラなし生活
プラスチックをなるべく使わずに暮らすための情報サイト。プラスチックフリーなアイテムやヒントを日々探し回っている著者のふたりが情報発信している。
インスタグラム:@lifelessplastics
https://lessplasticlife.com/

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