魔法の毛糸・Opalを使った「ゴム編みの腹巻き」の編み方とラッピングのアイデアを、KFSの梅村マルティナさんに教わります。一本の毛糸をシンプルに編み進めるだけで、彩り豊かな模様が現れる、魔法の毛糸・Opal。クリスマスやバザーなどへの贈りものに向く、手軽に編める小物とラッピングアイデアです。
(『天然生活』2020年1月号掲載)
(『天然生活』2020年1月号掲載)
魔法の毛糸で編む
ゴム編みの腹巻き
寒さが厳しい冬には、腰まわりを温めてくれる腹巻きがおすすめ。
よく伸びるから、体を締め付けすぎず、ゆったりとフィットする着け心地やわらかな「2目ゴム編み」の腹巻きです。輪にぐるぐると編んでいくだけなのでとても簡単。
アクセントに挟んだ単色は、ベースの糸のなかにある色を使うとなじみます。
wrapping idea
「ゴム編みの腹巻き」のラッピングアイデア
How to knit
「ゴム編みの腹巻き」の編み方
使用糸
● Opal毛糸
A色 気仙沼 鮭(KFS 105) 90g
B色 ナチュラルホワイト(Un14) 10g
用具
● 輪針(40cm)3号(3.0mm)
● とじ針
ゲージ(10cm四方)
● 2目ゴム編み 49目37段
でき上がり寸法
● 腹まわり 45cm
〈腹巻きの編み方図〉2目ゴム編み
編み方
1 「編み進むつくり目」で目をつくり、「2目ゴム編み」で腹巻きを輪に編む。
2 編み終わりの目をゆるめに伏せ目する。
3 糸の始末をする。
〈作品制作アシスタント/鈴木裕美 撮影/山口 明(P. 68~70)、村尾香織(P. 71~72) スタイリング/西森 萌 編み方/柳沢ゆり、田中利佳 イラスト/たまスタヂオ 撮影協力/AWABEES〉
梅村マルティナ(うめむら・まるてぃな)
ドイツ製の毛糸「Opal」を使った編み物作品を制作し、評判に。東日本大震災後、宮城県気仙沼の避難所に毛糸を送ったことをきっかけに活動の場が広がり、「KFS」を設立。著書に『しあわせを編む魔法の毛糸』『レリーフ編み』(ともに扶桑社)など。
https://www.kfsatelier.co.jp/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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