ネイルオイルやクリームで爪に潤いを与える
爪は、思っている以上に乾燥しやすい部分のひとつです。ネイルオイルやバームなどで、保湿してあげましょう。
ささくれができやすい爪の左右、根元部分はオイルやバームを使って保湿すれば、しっとりツヤツヤに。
また、精油入りのネイルオイルやバームを使えば、香りの効果でリラックスできて、気分転換にもなります。
セルフネイルケアのやり方
1 爪やすりで長さと形を整え、表面を磨いてツヤを出す。
※爪の薄い方は、表面を削りすぎないようにご注意ください。
2 爪の表面に好みのネイルカラーをぬる。
3 ネイルが乾いたら、ネイルオイル、またはバーム、シアバターなどを爪全体にぬり、なじませるようにマッサージする。
※マッサージをすることで指先の血行がよくなり、すこやかな爪を育てることができます。
ささくれや爪割れなど、乾燥や荒れが気になるときは、かたくなった皮膚をやわらかくする効果のあるシアバターがおすすめ。
ささくれや乾燥が気になったときはもちろん、日々の習慣として保湿ケアを取り入れて。
ネイルケアで使った、みよしさんの愛用アイテムを拝見
コンパクトで使いやすいガラス製の爪やすり
爪を削ったり、磨いたりと用途は同じでも、ガラス、金属、ペーパーなど、爪やすりの素材はさまざま。
ガラスは、耐久性が強く長持ちするほか、水洗いもできるので衛生的です。金属も耐久性に優れていて水洗いもできますが、サビが発生することもあるので、水気や汚れをしっかりふき取って保管しましょう。ペーパーは、手頃な価格で販売されているものが多いので手軽に購入できます。
「私が使っているのは、ガラスタイプのシンプルなもの。見た目も気に入っています」(みよしさん)
爪や指先の保湿アイテム
爪や指元の保湿には、アルガンオイルやスイートアーモンドオイルなど、保湿力の高い植物油配合のネイルオイルや、植物油にみつろうを配合したバームなどがおすすめ。
みよしさんの手づくりアイテムは、長野・蓼科のハーブショップ「ハーバルノート」のレシピによるもの。クリームは、シアバターとアプリコットオイルにバニラとイランイランの精油を加えて、甘く華やかな香りに。
「保湿アイテムは、好みのテクスチャーや香りを基準に選ぶのでいいと思います。ネイルオイル、バーム、シアバターのいずれかひとつあれば十分ケアできますが、乾燥で皮膚がかたくなってしまっている方はシアバターを。皮膚をやわらかくする効果が期待できます。
使いやすさを重視するらなら、ロールオンのアイテムがおすすめ。均一にオイルを塗布できます」(みよしさん)
爪にすっとなじむネイルカラー
カラーバリエーションが豊富なネイルカラー。シーンや気分に合わせて選べるのはもちろん、爪に負担をかけないものや速乾タイプのものなども販売されています。
「自爪の色味に近いものはふだん使いがしやすく、光沢感のあるものは上品な印象に仕上がります。
ハレの日や記念日などは、ラメ入りのものをプラスしてみるのもおすすめ。アクセントとして、一部の爪に取り入れるだけで、華やかな印象になります」(みよしさん)
セルフネイルなら、いつでも簡単に自分好みのカラーが楽しめるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
〈メイク/みよしあかり 撮影/山川修一〉
みよしあかり
ヘアメイクアップアーティスト。岐阜出身。 サロンワーク、ヘアメイクアシスタントを経て2013年に独立。TV、CM、広告、アパレルEC、またサロンワークもこなす。2022年より住まいを東京から岐阜へ移し、自然に寄り添った環境で活動を続けている。
インスタグラム:@akari_miyoshi