• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。知り合いに会うため栃木を訪れた白鳥さん、家族でいちご狩りを堪能します。

    なんて美味しいの。甘くて柔らかい、真っ赤に熟した「とちあいか」

    栃木に遊びに行ってきました。いつもいちごやお米を送って下さるご家族が栃木にお住まいなので、そのご家族に会いがてら遊んできました。

    那須サファリパークに行ったり、美味しいお蕎麦を頂いたりとリフレッシュしてきたのですが、最大の目的は「いちご狩り」です。

    画像1: なんて美味しいの。甘くて柔らかい、真っ赤に熟した「とちあいか」

    1歳の娘はフルーツが大好きで、いちごは「ごー ごー」と呼んで大のお気に入りです。

    まだこの世に生まれて1年少ししか経たない娘に、いちご食べ放題の天国のような場所があることを体験させてあげたい。そして私も、スーパーで値段とにらめっこしながら、1粒いくらだな。なんて計算しないで食べまくってみたい。

    美味しくいただくために、しばらくいちごを断食しました。大袈裟な。値段を気にして買えなかっただけだろう。と言う声もチラホラ聞こえてきますが、我慢して我慢して食べた方が、美味しくいただけますでしょう?

    私たちが行った農園は品種を1つ選ぶタイプのもので、私は「とちあいか」を選びました。とちおとめはよく食べているけど、あまり食べた事のない品種だったので選んでみました。

    画像2: なんて美味しいの。甘くて柔らかい、真っ赤に熟した「とちあいか」

    先程のご家族と一緒に行きまして、その方から聞いたのですが「とちあいか」は実が柔らかいから、送る時に潰れることを懸念しちゃうんだそうです。

    なのでまだ少し青いのを送ったりして、食べるときに本来の甘さを感じられないことがあるそうなんです。

    だからいちご狩りにはぴったりとのこと。枝についたまま極限まで熟しているわけだから、なおのこと美味しいはず。これは我ながらいい選択だったと大興奮しました。

    ハウスに入ると、ふんわりと甘いいちごの香り。娘は最初、「へ? なにここ?」みたいな顔をしていましたが、赤いいちごの姿を見つけると「ごー! ごー!」と大興奮。

    いちごはこうやって実をつけるんだよ。と親らしく教えようとするものの、親の心子知らず。「うんちくはいいから、早く食べさせてくれ!」とばかりに「ごー! ごー!」

    そして食べた「とちあいか」。ほんとだ、実が柔らかい。そして口に入れるとじゅわわぁ~と果汁が溢れてくる。甘い。甘くて香りもよくて、なんて美味しいいちごなんでしょう。

    ハッと見ると、娘が顔中果汁だらけにして、手にも服にも果汁を滴らせて、真顔で黙々と口にイチゴを押し込んで食べていました。人って本当に美味しいと、こんなに真面目な顔になるんだなと思いました。

    画像3: なんて美味しいの。甘くて柔らかい、真っ赤に熟した「とちあいか」

    余談ですが、昔、いちご狩りのバスツアーに行った知り合いの女芸人が、70個食べて帰りにお腹を壊してバスを止めたという話を思い出しました。

    もとを取ろう。ここぞとばかりに食べよう。などど意気込むと、お腹を壊すという教訓の話しとして、我々界隈では語り継がれています。

    私も娘も、もうちょっといけそうだなというところでやめて、無事に帰ってきました。

    大きく真っ赤に熟したいちごをお腹いっぱい食べて至福のひとときとなりました。



    画像4: なんて美味しいの。甘くて柔らかい、真っ赤に熟した「とちあいか」

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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