気分を上げる朝のルーティン
朝のルーティンってみなさんにもあるかしら?
わたしにはいくつか朝の気持ちのいいルーティンがあります。
そのルーティンをこなすことで1日のスタートの気分の上がり具合がまったく違うのです。
逆に仕事や約束で早朝から出かけて気持ちのいいルーティンが完璧にこなせなかった日は厄介。1日中気になって仕方がない。ここがわたしのダメなところでもあります。
《わたしの朝のルーティン2023》
1 朝起きたら部屋中の窓と玄関の扉を開け、なんとなーくよどんでる空気を全取っ替え。
2 ベッドから掛け布団を床にドサっと落として(笑)、ベッドの中の湿気取り。時間をおいてベッドメーキング。枕にお気に入りの香りのリネンウォーターをシュッシュとする。
3 感謝を述べながら神棚を整える。
4 つぶ(愛犬)のお世話。
5 白湯作り。冷ましながら洗濯物を乾燥機から取り出してたたむ。それぞれの引き出しへ。(……ここで一旦白湯をずずずーっとすするが、座る時間はないから立ち飲み)
6 浴槽にお湯を貯めてる間に、バケツに塩を入れて玄関の扉とたたき、トイレの床を水拭きする。これはどなたかのYouTubeで観て今年から始めました。(ここまでで約30〜45分)
7 さぁ気分もすっきり! やっとお風呂へ〜。朝から動き回ったので湯に浸かると「あ”〜っ♡」とオヤジみたいな声がつい漏れちゃいます。
8 好きなお香を焚く。
9 朝食の準備をはじめる。
以上がわたしの毎朝のルーティンです。あらやだ、文章にすると朝から大忙しですね。笑
子供も大きくなり、朝の時間が自分の時間に
今年の初めに伊勢神宮に参拝に行ってからリビングに小さな神棚を祀りはじめました。
神棚を祀る位置やお神札と神具の配置など知らないことだらけでいい機会なので色々調べました。
神具は小さくておままごとのようで(失礼ですね)、毎朝ちょっと楽しいの。
そして今年から始めた水拭きもなんとも気持ちがいい。
こんな気持ちがいいルーティンをなんで今までやらずにいたんだろうと、かかんで水拭きしながら毎朝思います。
店があった時、子供達が小さかった時は朝から夜寝るまで目が回るほどバッタバタで(実際めまいに悩まされていたし)、時間にも気持ちにもゆとりがなかったんですよねぇ1ミリも。
今はフリーランスとなって朝の時間が《自分の時間》となり気持ちにゆとりができたということです。1日のほとんどを過ごす家をちょっとでも気持ちよく、と考えるようになったのでしょう。
気分よく日々を過ごすための方法(行動)をもっともっとかき集めたい。
人生の後半はそんな気持ちのいい空間に自分をおいてあげたいな。
読んでくださってありがとー!
桜井かおり(さくらい・かおり)
文筆家。大手損害保険会社のOLを経て、東京・代官山「クリスマスカンパニー」にアルバイトとして勤務。その後、系列店のテディベア専門店「CUDDLYBROWN」で店長を務める。2001年3月、東京・松陰神社前で「カフェロッタ」をオープン。心のこもった接客に、全国からお客様が足を運び、お客様から相談やお手紙をもらうことも多かったそう。「カフェロッタ」は2021年9月末に建物老朽化のため、惜しまれつつ閉店。いまは、文筆業や、買い付けなどを行う。著書に『カフェロッタのことと、わたしのこと』『愛してやまないカフェロッタのことと、わたしのこと』(ともに旭屋出版)がある。
インスタグラム:@kaorilotta
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