上の写真の商品について
レッグウォーマー 2,640円/タビオレッグラボ(タビオ)
そのほか、スタイリスト私物
3つのおすすめ冷え対策アイテム
冷房の効いている室内が心地良い、暑い夏。
ただ、映画館やカフェ、新幹線など、長く居つづける空間では、その涼しさが、辛くなってきてしまうことも。
そして、職場の冷房が強く効いていたり、同居人と好みの温度が違ったりで、冷えに困っているという話もよく耳にします。
私自身、コーディネートサービスでお客さまとお買い物をしているときは、冷房が強めに効いた建物の中に長くいることになります。
遠方のお客さまのご自宅に向かうときは、しっかり冷えた電車に長く乗っていることも。
クーラーを敵と感じてしまわないよう、冷え対策のアイテムも、しっかり準備しておきたいところです。
◆腹巻一体型ショーツ
まずおすすめしたいのが、腹巻と一体型のショーツ。
一体型なので、腰の部分での重なりがなく、薄手のボトムスのときも影響がなく安心です。
このショーツ、実はメディカル用。
なので敏感肌の方にもやさしい肌触りで、締め付ける窮屈さがありません。
でもしっかり、お腹を冷えから守ってくれます。
無縫製でごわつかないので、腹巻部分を折りたたんで長さを調整することもでき、無縫製なので、自分好みの長さにカットすることもできてしまう優秀さです。
◆腹巻き単体タイプ
腹巻き単体にも、もちろんおすすめはあります。
腹巻きをするなら、夏はとくに、吸汗性、発散性に優れたシルクがいいと言う方も多いですよね。
ルックスも素敵な、シルクがメイン素材のこの腹巻。
体のラインに合わせて、細いリブ、太いリブを組み合わせてつくられているので、ウエストのくびれに添い、気持ちいいくらい見事に、きれいにフィットしてくれます。
そして、肌の弱い私としては、ウエスト部分が幅の広いリブになっていて、ゴムのあたりが気にならないのもうれしいところです。
◆レッグウォーマー
そして、もうひとつ、私の夏の必需品、レッグウォーマー。
寒いのであればソックスをはけばいいのですが、それでもやはり素足でサンダルが履きたいのです。
この気持ちをわかってくれる人は多いはず。
そんな人たちの味方となってくれるのが、薄手のレッグウォーマーです。
ワイドパンツなど風通しのいいフルレングスのパンツのときは、欠かすことができません(スカートのときは、膝下丈のレギンスをはいています)。
私はシルクのタイプを愛用していますが、リネンやオーガニックコットンのタイプも気になっています。
今回、レッグウォーマーをお借りしてきた「靴下屋」プレスの中村さんは、ロングタイプを愛用しているそう。
映画館などでは、ささっと膝上まで伸ばして、冷房から身を守り、お茶をしていて寒さを感じてきそうなときは、持ち歩いていたレッグウォーマーを腕に装着し身を守っているとのことです。
外は暑くても、中にいると寒いこともある夏。
羽織りもの同様、腹巻きやレッグウォーマーも味方につけておきたいところです。
次回は、サンダルの履き心地をアップさせてくれるアイテムを準備していきます。
【問い合わせ先】
◆グンゼ|0120-167874
https://www.gunze.jp/store/
◆タビオ|0120-315-924
https://tabio.com/
◆ドレスハーセルフ|0800-100-4180
https://onlineshop.dressherself.com/
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「おしゃれのABC」とは……
ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。
スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
「おしゃれのABC」とは……ちょっとしたコツで、ぐっとおしゃれに。スタイリスト・植村美智子が、約25年の仕事を通して培ったコーディネートの経験とファッションの知識を生かし、季節ごとに陥りがちな、おしゃれの悩みを解決します。
<スタイリング/植村美智子 撮影/山川修一>
植村 美智子(うえむら・みちこ)
大阪府吹田市出身。文化服装学院アパレルデザイン学科卒業。アシスタント経験後、1996年にスタイリストとして独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。2010年、ファッションコーディネートサービス「Liltin'(リルティン)」を立ち上げ、個人向けのコーディネートを開始する。ひとりひとりとじっくり向き合うことを大切にし、ファッションを楽しんでもらえることを目指したパーソナルスタイリングが人気を呼ぶ。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、電子書籍『「今の自分」に似合う服』(扶桑社)などがある。
Liltin' ファッションコーディネートサービス
https://liltin.com/
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