• 整理収納アドバイザーMisaさんが、無理なく暮らしを楽しみながら「もしも」に備える防災アイデアをお届けします。今回は、ペットと暮らす防災についてのお話。いつ起こるかわからない災害。「心配だけど、なかなか防災を始められない……」そんな方は、今の暮らしのなかでできることからはじめてみませんか。9月1日は、防災の日。8月30日から9月5日の防災週間に合わせ、過去に反響の大きかった防災関連の記事を再掲載いたします。
    (『天然生活web』初出2021年11月25日)

    ペットの防災は、日頃の環境づくりとトレーニングが大切

    こんにちは。整理収納アドバイザーのMisa です。今回のテーマは、「ペットと暮らす防災」です。

    わが家にはわんこがいます。大事な大事な、家族の一員です。

    画像: ペットの防災は、日頃の環境づくりとトレーニングが大切

    ペットと暮らすということは、災害が起こったら一緒に被災する可能性がある、ということになります。あまり考えたくないことですが、ふだんから環境を整えておくことや、意識してトレーニングしておくことで、もしものときに落ち着いてペットを守れることになると思います。

    ペットにも性格がありますし、怖がりな子、寂しがりな子、おとなしい子などいろいろいますよね。

    その子の性格や体質に合わせた防災を、飼い主さんが事前に考えておくことができるといいなと思います。

    ペット防災も完璧を目指すと難しくなると思いますので、まずできることから、想像してみてください。

    事前に想像しておくこと、そして知識を備えておくことが大切だと思いますので、どんなことをしておいたらいいかな? と一緒にぜひ考えてみてくださいね。

    ペットと暮らす防災に必要な6つの準備

    ① 環境づくり

    画像: ① 環境づくり

    ペットケージの設置場所は、もし地震が起きても、家具が倒れてきたり、ものが落ちてきたりする危険がない場所にしておきたいですね。わが家は屋根付きのケージを選びました。

    留守番のときはケージの中で過ごしてもらうようにしています。

    ② 食料備蓄

    画像: うちのわんこのお気に入りフードはこちら

    うちのわんこのお気に入りフードはこちら

    フードは突然違うものにするとお腹がびっくりして体調を崩したり、食べてくれなかったりすることがあります。ふだんから食べ慣れているフードのストックを切らせないようにしておきたいですね。ペットの分のお水も、備蓄の数にいれておきましょう。

    ③ トイレのこと

    画像: ③ トイレのこと

    ペットシーツはペット用トイレとしてだけではなく、ごみ袋にセットして人間の非常用トイレとしても活用できます。そのため、わが家では吸収性の高いものを1袋ストックするようにしています。

    ペットシーツだけでなく、防臭袋も一緒に備えておきましょう。

    ④ 基礎トレーニング

    画像: ④ 基礎トレーニング

    犬の場合、「まて」「おすわり」「ふせ」などの基本的なトレーニングは済ませておくのがおすすめです。ちゃんと教えてあげておくと、もしも避難先で共同生活をしなければならなくなった場合、周囲の人に迷惑をかけることが少なくなり、わんこもどうしていいかわからずつらい思いをすることが減るのではないかと思います。

    自分でやるのがむずかしい場合は、ドッグトレーナーの力を借りるのもいいと思います。

    トレーニングの仕方は、YouTubeで検索するとドッグトレーナーの方のわかりやすい動画をたくさん視聴することができますよ。

    ⑤ クレートトレーニング

    画像1: ⑤ クレートトレーニング

    クレートとは、写真のような箱型のハウスのこと。クレートの中にスムーズに入ってくれるようしつけるトレーニングも行っています。

    クレートは、移動手段としてだけでなく、自宅以外で寝ないといけないときに役立ちます。ふだんから少しずつ慣らしておけるといいですね。

    むりやり閉じ込めてしまうと、クレートを嫌いになってしまうことがあるので、自分から近づいたら褒める、少しでも中にはいったら褒めるなど、少しずつ褒めながら慣らしていくようにするといいそうです。

    画像2: ⑤ クレートトレーニング

    目的は、ペットが「ここは落ち着ける場所だ」と感じてもらえるようになること。トレーニングして、クレートでくつろげるようになってくれたら成功です。

    お気に入りのおもちゃや、ふわふわの毛布などをいれるのもいいと思います。

    わが家のわんこはクレートが好きになってくれたので、外泊時などはクレートを寝床にしています。

    ⑥ 避難所の確認

    ペットがいると、できれば在宅避難をしたいところですよね。とはいえ、どうしても避難が必要になったときのために、ペットを受け入れてくれる避難所の場所やルールの確認をしておきましょう。

    ペットは屋内には入れず、外でクレートに入れた状態で避難、というのをよく聞きます。その場合、クレートが安心できる場所になっていたら、少しでもペットのストレスを軽減できるかもしれません。

    また、もしもペットとはぐれてしまったときのために、マイクロチップの装着や、ペットの写真があると役立ちます。また、ワクチンの接種証明書なども一緒に準備しておけると安心です。

    画像: お出かけの際は、ごはんやおやつ、トイレセット、リードなどをひとまとめに

    お出かけの際は、ごはんやおやつ、トイレセット、リードなどをひとまとめに

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    ペットと一緒に避難訓練などもできれば、参加することでいろいろ気づきがあるかもしれません。どんなときでも人間とペットがお互いに支え合って乗り切れるように、事前に準備しておけるといいですね。



    画像: ⑥ 避難所の確認

    Misa(みさ)
    整理収納アドバイザー・地震ITSUMO講座認定講師。夫と9歳と7歳の息子との4人暮らし。大阪府北部地震をきっかけに、暮らしになじむ備えを考えはじめる。インテリアから防災まで、心地よく快適な暮らしの工夫をインスタグラムやyoutubeで紹介している。著書に『北欧テイストのシンプルすっきり暮らし~散らかっても10分で片づくアイデア~』(マイナビ出版)『おしゃれ防災アイデア帖』(山と渓谷社)がある。

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    画像1: 愛するペットを災害から守る、環境づくりとトレーニング/Misaの暮らしのなかの防災|いざというときの防災ノウハウ

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