(『お疲れ女子に捧ぐ しょうがレシピ帖』より)
さまざまな切り方でしょうがの食感や風味を味わって
すこやかな毎日のために、ふだんから取り入れたい食材「しょうが」。
過熱して水分をとばすと、体を温める効果が一気に増加。胃腸など体のしんが温まることで、免疫力も高まります。
しょうがの主な切り方は、「すりおろし、みじん切り、せん切り、スライス」の4種類。
風味を味わいたいときはすりおろし、具材として楽しみたいときはスライス、肉だねなどほかの食材になじませるときはみじん切り、食感を楽しみたいときは、せん切りにするのがおすすめです。
本記事では、せん切りにしたしょうがと、すりおろしたしょうがの両方を使った「鶏だんごのしょうが煮」のつくり方をご紹介。
しょうがの食感と風味が同時に感じられ、食べると体がぽかぽかしてくること間違いなしのおかずです。
鶏だんごのしょうが煮のつくり方
せん切りしょうがを煮汁に加え、
鶏だんごにもすりおろしをしのばせた、しょうがづくしの一品です!
材料(2人分)
● しょうが | 2かけ(約20g) |
● たね | |
・鶏ひき肉 | 250g |
・溶き卵 | 1個分 |
・しょうがのすりおろし | 1/2かけ分 |
・片栗粉、酒、水 | 各大さじ1 |
・塩 | 小さじ1/2 |
● 小松菜 | 小1わ(約150g) |
● しめじ | 大1/2パック(約70g) |
● 煮汁 | |
・水 | 2カップ |
・鶏ガラスープの素(顆粒) | 小さじ1/2 |
・酒 | 大さじ1 |
・しょうゆ | 大さじ1/2 |
・塩 | 小さじ1/4 |
● ごま油 |
つくり方
1 材料の下ごしらえをする
しょうがは皮つきのまません切りにする。しめじは石づきを落として小房に分ける。小松菜は根元を切り、長さ4cmに切る。ボールにたねの材料を入れ、粘りが出るまで手でよく練り混ぜる。
2 たねを煮る
フライパンに煮汁の材料を混ぜ、強めの中火にかける。煮立ったらたねを1/10量ずつスプーンですくい、煮汁に落とす。煮立ったらアクを取り、ふたをして弱火で5分ほど煮る。
3 野菜を加えて煮る
鶏だんごを端に寄せ、あいたところに小松菜としめじを加える。鶏だんごの上にしょうがのせん切りを散らして再びふたをし、野菜がしんなりとするまでさらに5分ほど煮る。器に盛り、ごま油小さじ1をふる。
(1人分345kcal、塩分3.4g)
※ 本記事は『お疲れ女子に捧ぐ しょうがレシピ帖』(オレンジページ)からの抜粋です
〈料理/小林まさみ 撮影/髙杉 純〉
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