毎日お弁当をつくるためには、段取りが重要です。初心者にも難しくない、仕込み食材を使った1週間のお弁当を、料理上手の瀬尾幸子さんに教えていただきます。今回は、「野菜たっぷりサンドイッチ」のつくり方を。
(『天然生活』2020年4月号掲載)
(『天然生活』2020年4月号掲載)
「野菜たっぷりサンドイッチ」のつくり方
サンドイッチはパンと具の比率を1:2以上にするのがおいしさの秘訣です。ラップで包んで食べやすく。
ゆで鶏を使って
野菜サンド
おいしさのポイントは、パンとトマトをつけないこと。レタスはパンの大きさに合わせてたたむと、たっぷり2枚はさめます。
材料(1人分)
● 食パン | 10枚切り2枚 |
● レタス | 2枚 |
● トマト輪切り | 2枚 |
● <玉子焼き> | |
・ 卵 | 1個 |
・ 塩、こしょう | 各少々 |
・ 水(または牛乳) | 小さじ1と1/2 |
・ サラダ油 | 少々 |
● <ゆで鶏のマスタードあえ> | |
・ ゆで鶏(*次ページ) | 1/4枚 |
・ マスタード | 小さじ1と1/2 |
・ マヨネーズ | 小さじ2 |
・ 塩 | 少々 |
つくり方
1 玉子焼きをつくる。卵は塩、こしょう、水または牛乳を入れてよく混ぜる。玉子焼き器を熱し、薄くサラダ油を敷く。卵液を流し入れ、火を加減しながら、表面が半熟になるまで焼き、半分にたたむ。
2 トマトは輪切りにしたものをペーパータオルにのせ、自然に水けを取る。ゆで鶏は5mm厚さに切り、調味料であえる。
3 <サンドイッチを組み立てる>レタスをパンの大きさにたたむ。
4 鶏肉、トマト、たたんだレタス、玉子焼きをのせてパンではさむ。
5 ぴっちりラップで包み、ラップの上から包丁で半分に切る。
* * *
<撮影/川村 隆>
瀬尾幸子(せお・ゆきこ)
料理研究家。野菜を取り入れた、バランスのよい家庭料理を提案。最新刊は、楽するためのおいしい下ごしらえを紹介する『賢い冷蔵庫』(NHK出版)。ちょっとしたお出かけにもお弁当を持参するお弁当派。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです