(『天然生活』2020年4月号掲載)
*1週間分の便利な仕込み素材
レンチンもやし
生よりチンするほうが日持ちする。シャキシャキ感が残る程度に。
材料とつくり方(つくりやすい分量)
1 耐熱容器に、もやし1袋(200g)を入れてふたまたはラップをかけレンジ強(500W)で4分加熱する。
2 ふたを取り、全体を混ぜて蒸気を抜き、冷めたら冷蔵保存する。
ゆで鶏
ひたひたの水で鶏のうま味を閉じ込める。ゆで汁ごと保存を。
材料とつくり方(つくりやすい分量)
1 鍋に鶏もも肉1~2枚を入れ、ひたひたの水を注ぐ。中火で煮立て、アクを取り、落としぶたをして弱めの中火で7分ゆでる。
2 ゆで汁ごと、保存容器に入れ、冷めてから冷蔵保存する。
レンチンにんじん
まとめて仕込めばすぐに使えて、お弁当の彩りもぐっと豊かに。
材料とつくり方(つくりやすい分量)
1 にんじん1本(200g)は皮をむき、せん切りにして耐熱容器に入れ、ふたまたはラップをかけてレンジ強(500W)で3分加熱する。
2 冷ましてから冷蔵保存。
さけフレーク
自家製のさけフレークはお弁当を格段においしくします。
材料とつくり方(つくりやすい分量)
塩ざけの切り身2切れを、オーブントースターかグリルで焼き、熱いうちに皮と骨を取りほぐし、保存容器に入れておく。
ゆで小松菜
ゆでたあとにしぼらないのが日持ちさせるためのポイント。
材料とつくり方(つくりやすい分量)
1 小松菜1束は、熱湯でゆで、冷水にとって粗熱を取る。
2 冷ましたら、しぼらずにそろえてざるに上げ、自然に水けをきる。
3 根元を切り落とし、4cmくらいに切って冷蔵保存する。しぼると傷みやすくなるので、使うときに、使う分だけしぼって使う。
柴漬けみじん切り
きざんでおけば、チャーハンやおにぎりの具にもすぐ使えます。
材料とつくり方(つくりやすい分量)
柴漬け(市販品・適量)は漬け汁を切って、みじん切りにして、保存容器に入れておく。
<撮影/川村 隆>
瀬尾幸子(せお・ゆきこ)
料理研究家。野菜を取り入れた、バランスのよい家庭料理を提案。最新刊は、楽するためのおいしい下ごしらえを紹介する『賢い冷蔵庫』(NHK出版)。ちょっとしたお出かけにもお弁当を持参するお弁当派。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです